女優・モデルの若月佑美(27)が活躍の場を広げている。女性ファッション誌『Oggi』の美容専属モデルを務めるほか、近年はドラマ『今日から俺は!!』(日本テレビ系)や『共演NG』(テレビ東京系)などに出演、女優としても注目を集め、9月8日には2nd写真集の発売も予定されている。
ファースト写真集から4年――。その間、経験した女優業が彼女の「コンプレックス」を解消してくれたという。若月本人がインタビューに応じ、心境の変化とコロナ禍で臨んだ撮影を振り返った。
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もともと写真集を発売することは私の夢でした。その夢が初めて叶った4年前のファースト写真集の時はいっぱいいっぱいで、「素の私」をカメラマンさんに切り取っていただくことに必死でした。今回は私も打ち合わせから参加させていただいて、自分のイメージする理想の写真集に向けて意見をお伝えすることができたので成長を感じてほしいと思います。
コロナ禍での撮影だったため、海外など遠方での撮影はできませんでしたが、その分、景色や名所に頼ることなく自分自身を表現できました。私は絵を描くことが大好きなのですが、創作活動と被写体として撮影されることはやっぱり違うので、「私が作品にならなきゃ」という責任感を持って撮影に臨みました。
ベストな状態で撮影に臨むため、約2週間にわたって徹底的に身体を鍛えました。ジムには行けませんでしたが、「家でもここまでやれるんだ」ということを体現しようとYouTubeのトレーニング動画を観てシェイプアップに挑みました。“短期集中”ではありましたが、これまでで最高の仕上がりだと自負しているのでぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。
撮影の前の打ち合わせでは、編集部の方からほかのタレントさんの写真集をたくさん拝見させていただき、ポーズや雰囲気などを研究しました。今回は女性だけでなく男性がモデルの写真集も拝見することで、多くのインスピレーションをもらいました。特に木村拓哉さんの写真集からは、男女の性別を超えた色気のようなものを感じて、大変勉強になりました。
というのも、私はずっと自分の身体にコンプレックスを持っていたんです。私の身体は筋肉質でどちらかというとボーイッシュな体型だったので、女性的な柔らかい身体や色っぽさに憧れていました。だから、写真集を出すことは憧れでもあり、不安なことでもありました。