ライフ

44歳IT企業勤務女性の婚活戦略 8歳下プログラマーから「いいね」貰うまで

44歳の葉子さんと36歳の秀穂さんは、どのようにコロナ禍の婚活を成功させたのか(写真はイメージ)

44歳の葉子さんと36歳の秀穂さんは、どのようにコロナ禍の婚活を成功させたのか(写真はイメージ)

 最近離婚を発表した篠原涼子さんと市村正親さんをはじめ、芸能界で年の差カップルはめずらしくない。そしてその多くは、男性が年上、女性が年下だ。婚活市場でも年下の女性を希望する男性は多く、女性は年齢が上がるほど、結婚は難しくなると言われる。そんな中、8歳「年下」の男性と出会った44歳の女性がいる。婚活の常識を覆す出会いはどのように生まれたのか。コロナ禍でネットをはじめとする婚活サービスを利用する人が増えているいま、アラフォーの婚活事情をレポートする。

* * *

婚活中の男性が「若い女性」を希望する理由

「40代は難しいと言われていて、覚悟はしていたものの……自分ってこんなに価値がないのかと落ち込むことが多かったです」

 葉子(ようこ、仮名)さん、44歳。40歳を過ぎてから婚活を始め、マッチングアプリで出会った36歳の秀穂(ひでほ)さんと、今年に入って付き合い始めた。まだ結婚には至っていないが、40代の婚活を振り返り、しみじみとこう語った。

「私はいくつかのマッチングアプリや婚活サイトを掛け持ちしていたんですが、婚活を始めて2年ほどは、『いいね』などのアプローチが来るのは、50代以上ばかりでした。同世代から来ても、『うーん』という人がほとんど。年収とか仕事といった条件以前に、そもそも、プロフィールをちゃんと書いてないとか、写真を載せてないなど、判断しようのない人が多いんですよね。やる気あるのか! って言いたくなりました」

 自分からもアプローチを試みてはいたが、そこには超えられない壁があった。

「写真やプロフィールを見て、話してみたいなと思う同世代は、年下を希望していることが多いんです。条件の良い人ほど、露骨に『若い女の子がいい』とは言わない。子どもが好きで、自分も子育てをしたいから、35歳くらいまでを望みますって書いてあるんです。自分の年齢を棚に上げられて、男性はいいですよね……」

 年下を希望する男性の中には、若く見えると言われます!とアピールする人が多かったと、葉子さんは語る。

関連キーワード

関連記事

トピックス

広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
坂本勇人(左)を阿部慎之助監督は今後どう起用していくのか
《年俸5億円の代打要員・守備固めはいらない…》巨人・坂本勇人「不調の原因」はどこにあるのか 阿部監督に迫られる「坂本を使わない」の決断
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者(44)が現行犯逮捕された
「『キャー!!』って尋常じゃない声が断続的に続いて…」事故直前、サービスエリアに響いた謎の奇声 “不思議な行動”が次々と発覚、薬物検査も実施へ 【広末涼子逮捕】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
再再婚が噂される鳥羽氏(右)
《芸能活動自粛の広末涼子》鳥羽周作シェフが水面下で進めていた「新たな生活」 1月に運営会社の代表取締役に復帰も…事故に無言つらぬく現在
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン