昨年いっぱいで活動休止となった嵐が、東京五輪で変わらぬ存在感を見せている。NHKで五輪中継が始まると、活動休止前、最後に発売されたシングル曲『カイト』が毎日流れ、櫻井翔(39才)と相葉雅紀(38才)がMCとして五輪番組に現れる。
「7月21日、五輪競技のスタートとなるソフトボールの試合を中継した番組に櫻井さんが登場した際、テロップで《NHK東京2020オリンピック・パラリンピック放送スペシャルナビゲーター》という肩書以外に《嵐 櫻井翔》と表示されたのです。これには、櫻井さんの意向が反映されたのだと思います。オリンピックの仕事は嵐として取り組んでいるという、関係者やファンへのメッセージだったのでしょう」(芸能関係者)
その後、開会式直前の番組では、櫻井と相葉が活動休止後、初めて生放送で顔を揃えた。7月28日には、メダリストへの“サプライズ演出”も。競泳女子400m個人メドレー、200m個人メドレーで金メダルを獲得した大橋悠依選手(25才)がNHKの番組に生出演した際、MCの櫻井が、
「レース直後に私のスマートフォンが鳴りまして、《大橋悠依ちゃん、ヤバイね。ダブル金、1人ではしゃいじゃったわ》。大野智さん(40才)からいただいております。ちゃんと許可をいただいております」
と読み上げたのだ。
「大橋さんは大野さんの大ファンで、正月には嵐の聖地としても知られる滋賀県の大野神社に足を運ぶほど。レース前に嵐の曲を聴いていたことを知った櫻井さんと大野さんからのサプライズだったのです。大野さんがコメントを出したのは、活動休止後初めてのことでした。大野さんと櫻井さんがいまでもつながっていることも知ることができて、“やっぱり全員つながってるんだ”って改めて嵐の絆の深さを感じました」(前出・芸能関係者)
嵐のメンバー同士のつながりが見えるだけで、ファンにとっての“夢の続き”は今日も明日も、続いていく。
※女性セブン2021年8月19・26日号