東京五輪で金メダルを獲得した世界屈指の日本人アスリートたち。彼、彼女たちは日々の練習だけでなく、全国にあるパワースポットに通っていたという。世界一に輝いた金メダリストたちが足を運んだ5つのスポットを紹介しよう。
健康、運動、恋……ご利益だらけの万能神社
【静岡県/矢奈比賣神社】
日本卓球女子シングルス史上初のメダルとなる銅メダルを獲得した伊藤美誠(20才)。水谷隼選手(32才)とペアを組んだ混合ダブルスでは初代の金メダリストとなった。
そんな美誠が通うのは地元・静岡県磐田市にある矢奈比(やなひめ)賣神社だ。
主祭神の矢奈比賣命(みこと)は安産・子育て・健康・縁結びを司る神様。「多くのご利益がある」との評判で、地元だけでなく全国各地から参拝客が訪れる。
「伊藤選手は例年、お正月に参拝され、過去には元日にご祈祷を受けられたこともあります。成人式の撮影では、当社の巫女がお祝いの梅酒をお渡ししました。非常に明るい笑顔でお礼を言っていただいたことが強く印象に残っています」(神社の神職)
神社を訪れたのは、美誠だけではない。
「水谷選手も幾度となくお参りされているんですよ」(前出・神職)
2人とも同じ磐田市出身で家も近所。家族ぐるみの仲だ。この神社には金メダリスト2人分のご利益があるかもしれない。