東京オリンピックが生み出したヒーロー、ヒロインは選手だけではない。五輪をきっかけに再ブレイクの兆しを見せる女性がいる。フリーアナウンサーの内田恭子(45)だ。同じくフジテレビ出身であるフリーアナの中井美穂(56)と共にBSフジの東京五輪関連番組のキャスターを務め、往年の女子アナファンを喜ばせた。
ある女子アナ評論家は、「1999年にフジテレビに入社した内田アナは、2000年代を代表するアイドルアナですが、美貌は今も健在。今回の五輪番組は一部4Kで生中継されていましたが、内田アナの美しさは4Kにも十分耐えられるものでした。アナウンス技術も安定しており、今後、フリーアナとしての仕事が増える可能性がありますね」と唸った。
8月上旬、五輪中継で多忙な内田アナの仕事終わりを発見したが、疲労を全く感じさせない華やかなものだった。ノースリーブのトップスにカーディガンを羽織り、上品な色気を漂わせている。
内田がInstagramで公開しているライフスタイルも、素直に好感が持てる内容だ。あまり自撮り写真ばかりアップされていると、「イタい」という印象を抱く人もいることだろう。しかし、内田が披露するのは、共演者とのツーショットなど自然な写真が多い。また、手作り料理や息子が描いた絵など、母親としての顔を感じさせるものもある。「所帯じみた」とまではいかないが、いい具合に生活感があるのだ。そんな内田には、男女両方のファンから〈美しさ金メダル〉や〈素敵ママ〉など称賛のコメントが寄せられている。
内田のターニングポイントは、2006年1月に吉本興業社員との婚約を発表したことだったかもしれない。当時の会社四季報によれば、お相手の年収は600万円台前半と見られていた。彼はダウンタウンの浜田雅功のマネジメントを担当しており、ふたりは仕事を通じて知り合ったという。芸能関係者はこのように語る。
「時間外手当が付くので、本当はもっと上だったかもしれません。ただ、1000万円には届かなかったのではないか。自分よりも年収の低い男性と結婚した内田アナは好感度がさらに上がりました。世の男性の中には希望を持った人もいるでしょうし、女性からの共感も得たと思います」