芸能

城島茂、開催に賛否あった『24時間テレビ』でも高い支持を集めた理由

ファンを大事にしたという藤島メリーさんが亡くなった

城島が支持される理由とは?

 日本テレビのチャリティー番組『24時間テレビ』が8月21日から22日にかけて放送され、TOKIOの城島茂(50才)が「100kmマラソン」の最終走者を務めた。コロナ禍での開催、真夏にマラソンを走る意味、チャリティーをエンタメ化することの是非など、同番組には批判の声も少なくないが、城島の登場に際して送られたネットの声は概ね好意的だった。なぜ“リーダー”はここまで支持されるのか?

 毎年、「誰が100km走るのか」が大きな話題となる『24時間テレビ』のマラソン企画。昨年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、私有地の5kmのコースを1周走るごとに10万円を募金する企画が行われたが、今年は城島のほか、アスリートが勢ぞろい。五郎丸歩、田中理恵、荒川静香ら10人がタスキを繋ぐ方式で行われた。キー局関係者はいう。

「『24時間テレビ』は昨年、“こんな時にやるの?”という声が多数寄せられましたが、スタッフの数を絞り、徹底した感染対策を実施。マラソン企画は公道を走れないため、自動車メーカーのテストコースを借り切って行いました。昨年8月の段階では、あれほど大規模なイベントはほとんど行われていなかったため、他の局も内心では“日テレが先陣を切ってくれた”と思っていたはず。

 今年も、開催に賛否はありましたが、日本テレビにとっては、44年の歴史があり、しかも24時間にわたって高視聴率が見込める超ドル箱番組。感染状況は昨年より一層悪くなっていますが、中止という選択肢はなかったでしょう」

ジャニーズらしからぬ姿が好感度UP?

 今年のマラソンは「復興への想いをつなぐ募金リレー」と題され、福島県楢葉町の『Jヴィレッジ』を10人のランナーが走った。最終ランナーの城島は、2014年に100kmマラソンを走っており、これで2度目の大役。城島が最終ランナーとして登場すると、ネットには、

「城島くん! 頑張れぇぇぇぇぇ」
「城島茂さん、ファイト!! ラストスパートです!!頑張れ!!」
「城島茂~笑顔で走っててステキ!!!!」
「マラソン リーダー頑張っていらっしゃいましたね」

 といったコメントが寄せられた。なぜここまで愛されているのか? ネットユーザーの動向に詳しいネットニュース編集者はいう。

「ジャニーズのメンバーはみな、歌やダンスを華麗にこなし、ドラマや映画では二枚目役が多いですが、TOKIOは『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ)で農作業をしたり、無人島を開拓したりと、ジャニーズという枠を外れた顔を見せており、それが好感度を押し上げているのは間違いありません。中でも城島は、ネットで『職業:農家』とイジられるほど農作業姿が板に付いており、飾らない姿と、にじみ出る“いい人感”が愛されるポイントです。

 一方で、『ザ!鉄腕!DASH!!』と通じて縁ができた福島に対しては一貫して支援を行っており、今春には福島県庁に、TOKIOとともにプロジェクトを行う『TOKIO課』が新設されました。震災から10年以上が経過し、少しずつ記憶が風化するなかで、ブレずに支援を続ける姿勢は評価されてしかるべきでしょう」

関連記事

トピックス

山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
「衆参W(ダブル)選挙」後の政局を予測(石破茂・首相/時事通信フォト)
【政界再編シミュレーション】今夏衆参ダブル選挙なら「自公参院過半数割れ、衆院は190~200議席」 石破首相は退陣で、自民は「連立相手を選ぶための総裁選」へ
週刊ポスト
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波も(マツコ・デラックス/時事通信フォト)
『月曜から夜ふかし』不適切編集の余波、バカリズム脚本ドラマ『ホットスポット』配信&DVDへの影響はあるのか 日本テレビは「様々なご意見を頂戴しています」と回答
週刊ポスト
大谷翔平が新型バットを握る日はあるのか(Getty Images)
「MLBを破壊する」新型“魚雷バット”で最も恩恵を受けるのは中距離バッター 大谷翔平は“超長尺バット”で独自路線を貫くかどうかの分かれ道
週刊ポスト
もし石破政権が「衆参W(ダブル)選挙」に打って出たら…(時事通信フォト)
永田町で囁かれる7月の「衆参ダブル選挙」 参院選詳細シミュレーションでは自公惨敗で参院過半数割れの可能性、国民民主大躍進で与野党逆転へ
週刊ポスト
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
「フォートナイト」世界大会出場を目指すYouTuber・Tarou(本人Xより)
小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」に批判の声も…筑駒→東大出身の父親が考える「息子の将来設計」
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
「週刊ポスト」本日発売! 中居トラブル被害女性がフジに悲痛告白ほか
NEWSポストセブン