芸能

松本人志と爆笑問題「共演NG」解禁で騒然 27年間の恩讐の彼方に

そもそもなぜ「共演NG」と言われていたのか(爆笑問題。時事通信フォト)

そもそもなぜ「共演NG」と言われていたのか(爆笑問題。時事通信フォト)

「共演NG」と噂されていた2組の共演に、視聴者のみならずテレビ業界も騒然となった。8月28日、『FNSラフ&ミュージック~歌と笑いの祭典~』(フジテレビ系)が放送され、ダウンタウンの松本人志と爆笑問題が隣同士に座り、トークを交わした。彼らは2014年3月31日の『笑っていいとも!グランドフィナーレ』(フジテレビ系)でも同じ舞台に立っていたが、特に言葉は交わしていなかったため、今回の“事件”のインパクトは大きい。そもそもなぜ、彼らは“共演NG”と言われていたのか。

 浅草キッド著『お笑い 男の星座』(文藝春秋/2001年1月刊行)によれば、爆笑問題の太田光が1994年に雑誌『ホットドッグ・プレス』の連載コラムで当時アディダスばかり着ていた松本のことを、『アディダスの広告塔か! あの無神経さは信じられない!』と綴った。これを知った松本が激怒。フジテレビに爆笑問題の2人を呼び出し、土下座をさせたという。芸能記者が話す。

「1994年当時、週刊誌でもこの騒動が話題になっていました。この頃、ダウンタウンは『ダウンタウンのごっつええ感じ』(フジテレビ系)などゴールデンタイムでレギュラー番組を複数抱える超売れっ子でした。爆笑問題は1990年に太田プロダクションを独立した影響もあって、お笑い勝ち抜き番組のチャンピオンになるなど一から出直していた時代です。両者の勢いには大きな差がありました」

 爆笑問題はその後、『タモリのSuperボキャブラ天国』(フジテレビ系)などで台頭し、1990年代後半には複数のレギュラー番組を持つまでに成長。ダウンタウンは松本人志の著書『遺書』が200万部を突破するなどお笑い界にとどまらず、日本有数の著名人になった。テレビ局関係者が語る。

関連記事

トピックス

初めて沖縄を訪問される愛子さま(2025年3月、神奈川・横浜市。撮影/JMPA)
【愛子さま、6月に初めての沖縄訪問】両陛下と宿泊を伴う公務での地方訪問は初 上皇ご夫妻が大事にされた“沖縄へ寄り添う姿勢”を令和に継承 
女性セブン
中村七之助の熱愛が発覚
《結婚願望ナシの中村七之助がゴールイン》ナンバーワン元芸妓との入籍を決断した背景に“実母の終活”
NEWSポストセブン
松永拓也さん、真菜さん、莉子ちゃん。家族3人が笑顔で過ごしていた日々は戻らない。
【七回忌インタビュー】池袋暴走事故遺族・松永拓也さん。「3人で住んでいた部屋を改装し一歩ずつ」事故から6年経った現在地
NEWSポストセブン
大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
ピーター・ナバロ大統領上級顧問の動向にも注目が集まる(Getty Images)
トランプ関税の理論的支柱・ナバロ上級顧問 「中国は不公正な貿易で世界の製造業を支配、その背後にはウォール街」という“シンプルな陰謀論”で支持を集める
週刊ポスト
“極度の肥満”であるマイケル・タンジ死刑囚のが執行された(米フロリダ州矯正局HPより)
《肥満を理由に死刑執行停止を要求》「骨付き豚肉、ベーコン、アイス…」ついに執行されたマイケル・タンジ死刑囚の“最期の晩餐”と“今際のことば”【米国で進む執行】
NEWSポストセブン
石川県の被災地で「沈金」をご体験された佳子さま(2025年4月、石川県・輪島市。撮影/JMPA)
《インナーの胸元にはフリルで”甘さ”も》佳子さま、色味を抑えたシックなパンツスーツで石川県の被災地で「沈金」をご体験 
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン