眞子内親王の「渡米説」が、ここに来て相次いで報じられている。きっかけは7月30日にNHKがスクープした〈小室圭さん 米司法試験受験終了 ニューヨークで就職へ〉の一報だった。
「昨年、眞子さまは『結婚は生きていくために必要なこと』とのお気持ちを示されておりますし、小室さんがNYで就職するとなれば、彼を追って渡米すると見るのが自然です。ただ、母・佳代さんの金銭トラブルが未解決のままで、もしこのまま“駆け落ち”同然に結婚、NYで同居生活を送るとなれば、秋篠宮皇嗣が求める『多くの国民が納得し喜んでくれる状況』からは遠いと言わざるをえません」(宮内庁担当記者)
一方で、2人にとってNYでの生活はメリットが大きいと言うのは、英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏だ。
「アメリカでは、結婚はあくまで個人の自由という考え方で、結婚延期自体を疑問視するメディアもあります。NY移住後も日本でバッシングが続くとなれば、米国民から『なぜ結婚が認められないのか』と同情が集まる可能性が高い。
実際、英王室から離脱後にアメリカに移住し、『王室内で人種差別があった』などと爆弾告白をしたヘンリー王子夫妻は米国民から好意的に見られている部分もあります。小室さんと眞子さまも同様に受け入れられるかもしれません」
“悲劇の夫妻”同士の交流の可能性もあるという。
「昔から皇室と英王室は長く親しい間柄にあり、眞子さまは2014年から1年間イギリスに留学した際、英王室に招かれています。アメリカにいれば、ヘンリー王子夫妻とお会いになる機会はあるかもしれません。そうなると、生活面だけでなく米メディアとの付き合いなど様々な面で王子夫妻から助力があるでしょう」(多賀氏)
日英ロイヤルの合流は、皇室の未来にどんな変化をもたらすか。
※週刊ポスト2021年9月10日号