ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんが、オトナのための美容情報を紹介。今回は、“洗い過ぎた肌”をケアするオイルについて聞きました。
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汗や皮脂が気になる夏の間のお手入れは、つい洗うことがメインになってしまいますよね。その結果、必要なものまで取りすぎてしまい、肌がスカスカになっている人も多いはず。秋へのシフトチェンジにあたって、私自身の肌の調子がすごくよくなった「朝オイルマッサージ+蒸しタオル」をご紹介しますね。
まず、朝起きたら、寝汗や夜に出た皮脂はそのままに、フェイシャルオイルをつけてマッサージをします。やり方は、一円玉大のオイルを手のひらになじませたら、内から外に向かってらせんを描くように顔全体を軽くマッサージしつつなじませます。指を引き上げるように動かしますが、ゴシゴシこするのは絶対ダメですよ! ざらつきがちな小鼻や口の周り、眉の上は念入りに。年齢が表れやすい首やデコルテも忘れずにね。
寝ている間に出た皮脂とオイルを混ぜ合わせてマッサージすることで、油分がいい具合にフィットするんです。この後、蒸しタオル(50℃がベスト)を顔全体にのせ、冷めるまで手のひらでおさえることを2回くり返したら、フェイスラインや小鼻、デコルテなどに残ったオイルをやさしくふき取ります。オイルの美容成分が熱と圧でギュッと押し込められ、タオルを取った後の肌はもっちりなのにさっぱり。あとはいつものスキンケア→メイクをすればOKです。
フェイシャルオイルはお手持ちのものでよいのですが、ヴェレダの『アーモンド フェイシャルオイル』はおすすめ。マッサージやメイク落としなどマルチに使えて、コスパも優秀。オーガニックのアーモンドオイルなど成分もやさしくシンプルなので、肌がデリケートな人にも安心です。
1回でも充分肌が変わるのを実感できますが、夏肌の立て直しには3〜4日集中して行ってみて。メイクのりともちのよさが全然変わるのに、驚くはずですよ!
【プロフィール】
山本浩未(やまもと・ひろみ)/ヘア&メイクアップアーティスト1964年生まれ。「今すぐ実践できる」を発信する、メイクの第一人者。
※女性セブン2021年9月9日号