国内

総裁選出馬の高市早苗氏 過去に著書で明かしていた生々しい恋愛体験

(時事通信フォト)

生々しい恋愛体験を著書で明かしていた(時事通信フォト)

“安倍ガールズ”の1人、高市早苗前総務相(60才)が、安倍晋三前首相(66才)に自民党総裁選(9月29日投開票)の再出馬を要請したが断られ、「だったら私が」と出馬を決断した。

「突然の総裁選出馬表明に永田町は騒然としていました」とは、自民党のある中堅代議士。ただ、水面下で準備は着々と進んでいたようで、8月10日発売の『文藝春秋』で総裁選出馬を表明した後、ほかの月刊誌やテレビ局のインタビューに次々と答え、立候補の意向を発信し続けている。果たして、日本初の女性首相は誕生するのか。

「現状では、安倍氏は菅義偉首相(72才)を支持していて、菅首相の対抗馬は岸田文雄前政調会長(64才)といわれている。高市さんの勝ち目は薄いし、立候補に必要な推薦人20人の確保もどうなるか。しかし、本人はいたってやる気に満ち溢れていますよ」(政治ジャーナリスト)

 ただ、一国の総理となるとやる気だけでは務まらない。過去に法令違反をしていないか、問題となる失言をしていないかなど、“身体検査”をパスしなければならないからだ。

“検査結果”の情報が飛び交う永田町で、高市氏が過去に出した一冊の本が話題になっているという。タイトルは『30歳のバースディ その朝、おんなの何かが変わる』(大和出版)。政界進出を目指した1992年の参院選直前に出版している(選挙は落選)。序章で《この本には恋の話をいっぱい書くことにした》と綴られていることからわかるように、かなり生々しい性愛の実態が、赤裸々に語られているのだ。

 神戸大学の4年生になり、政治家などを志す人が集まる松下政経塾の入塾試験を受ける場面では、1才下の恋人が颯爽と登場する。

《二次試験の会場へは、彼と一緒にバイクで行った。(中略)「がんばってこいよ」門の前で彼がキスしてくれて、私を見送ってくれた》

 そんな彼氏の支えもあって、試験に合格。が、間もなくその彼とは破局している。1987年から、海外で政治を学ぶため、2年間をアメリカで過ごした高市氏。在米中には《四つ年上で、世界銀行に勤めている》彼氏ができた。

 出会いの場は再開発されて間もないワシントン・ハーバー。《お金持ちの連中は、ヴァージニアあたりからモーターボートで乗り付けて、そこで一杯引っ掛けて、飲酒運転で帰っていく。そんなオシャレな場所》と、遵法精神どこ吹く風の、バブリーな解説が展開されている。

関連キーワード

関連記事

トピックス

教室内で恐ろしい事件が(左は現場となった法政大多摩キャンパス内にある建物、右は教室内の様子)
「女子学生の服が血に染まって…」「犯行直後に『こんにちは!』」法政大・韓国籍女子学生が“ハンマー暴行”で逮捕、学友が語った「戦慄の犯行現場」
NEWSポストセブン
たぬかな氏から見た弱者男性とは
「弱者男性はブス女性よりも生きにくい」元プロゲーマーたぬかな氏が断言した「弱男」の厳しい現実とヒエラルキー
NEWSポストセブン
東大生は“万能”と思われがちか(写真/イメージマート)
「東大生ならフランス語もベラベラなのが当たり前!?」富山出身・東大法学部卒YouTuber 入学後「第二外国語」の授業で感じた都会との格差
NEWSポストセブン
中居正広の女性トラブルで浮き上がる木村拓哉との不仲
【全文公開・後編】中居正広の女性トラブル浮き上がる木村拓哉との不仲ともう一つの顔 スマスマ現場では「中居のイジメに苛立った木村がボイコット」騒ぎも
女性セブン
ドジャースでは多くの選手が出産休暇を取っている(USATodaySports_ReutersAFLO)
大谷翔平、第一子誕生へ 真美子夫人の出産は米屈指のセレブ病院か ミランダ・カーやヴィクトリア・ベッカムも利用、警備員増員などで“出産費用1億円超え”も
女性セブン
公式サイトを通じてコメントを発表した中居正広
【入手】中居正広の女性トラブル謝罪、フジ港社長が全社員に送った“決意表明メール”「温かい会社でありたい」「全力で皆さんを守ります」
NEWSポストセブン
大谷翔平が真美子夫人の妊娠を報告したことも話題に(NBA Japan公式Xより)
《大谷翔平の2025年》「二刀流」復活へ向けて“失敗しないプラン”とは?「登板間隔は2週間に一度」「佐々木朗希とカバーし合う体制」【岡島秀樹氏×福島良一氏対談】
週刊ポスト
VIP席の一角に中居正広の姿が
《沈黙から20日間…》追い込まれた中居正広が「553文字」お詫び文を突如掲載した背景「トラブルがあったことは事実」「私のいたらなさ」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
《覆された引退説》「本人というよりかはスタッフのため」中居正広が芸能活動の継続を示唆、モチベーションの“源泉”は
NEWSポストセブン
山口組抗争は10年に及ぶ(司忍組長。時事通信フォト)
ラーメン店長射殺から宅配ヒットマンまで事件多発の「山口組分裂抗争10年」、収束には一方的な「抗争終結宣言」しかない【溝口敦氏×鈴木智彦氏が予測】
週刊ポスト
レギュラー番組に深刻な影響が出ている中居正広
【全文公開・前編】中居正広、深刻トラブルの後始末 『金スマ』収録中止、『世界陸上』リポーター構想は白紙…『だれかtoなかい』は代役に香取慎吾を検討か
女性セブン
第49回報知映画賞授賞式で主演女優賞を受賞した石原さとみ
石原さとみの夫が経済紙に顔出しで登場 勤務先では幹部職に大出世、複数社で取締役を務め年収は億超えか 超スーパー夫婦の‘秘策”は瞑想
女性セブン