芸能

芦名星さん 悔やんでいた「亡くなる直前の三浦春馬さんからの電話」

一周忌を控えた芦名星さん母が死の真相について語る

一周忌を控えた芦名星さん母が死の真相について語る

 女優の芦名星さん(享年36)が亡くなってまもなく1年が経過する。東京・新宿区の自宅マンションで、芦名さんの変わり果てた姿が発見されたのは、昨年9月14日早朝のことだった。

 芦名さんの母は、その涙を拭うと一言ずつ噛みしめるようにこう話し始めた。

「なんで、あんなことになったのか。それを考えると切なくてね。思い出すのもつらくて、いまだに遺影を置くこともできていないんです……」

 声は震え、目からは涙がこぼれ落ちた。当時、芦名さんは自身が出演するドラマ『あの子が生まれる…』(フジテレビオンデマンド)が配信中で、同年10月スタートの人気ドラマ『相棒 seson19』(テレビ朝日系)にもキャスティングされていた。亡くなった当日に発売された男性誌でグラビアを披露するなど、仕事は順調そのものに見えた。

「実は昨年、芦名さんの環境は目まぐるしく変化していました。4月、所属事務所との契約が給料制から歩合制になり、6月には長年二人三脚で連れ添ったマネジャーが異動で彼女のもとを去った。当時は新型コロナの感染拡大も止まらず、仕事をはじめ生活への不安を吐露することもあったと聞いています。

 思い詰めやすい性格だったようですし、多くの心配事が重なって最悪の事態になったのだといわれていました」(芦名さんを知る芸能関係者)

 しかし、遺書は残されておらず、動機は不明のままだ。

 誰よりも無念の思いを強くしているのは、彼女の故郷・福島県に住む遺族だろう。芦名さんにとって家族は何より大事な存在だった。一周忌を前に、芦名さんの母が娘の死について初めて語った。

「昔から、悩みとかを口にする子ではなかったんです。元気がない姿を見せることも、ありませんでした。私たちに心配をかけないように、という思いだったのかな。ただ……春馬くんが亡くなったときは、とてもショックを受けていたんです」(以下、「」内は芦名さんの母)

 春馬くんとは、芦名さんの死の約2か月前に自ら命を絶った、三浦春馬さん(享年30)のことだ。

関連キーワード

関連記事

トピックス

真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
19年ぶりに春のセンバツを優勝した横浜高校
【スーパー中学生たちの「スカウト合戦」最前線】今春センバツを制した横浜と出場を逃した大阪桐蔭の差はどこにあったのか
週刊ポスト
「複数の刺し傷があった」被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバムと、手柄さんが見つかった自宅マンション
「ダンスをやっていて活発な人気者」「男の子にも好かれていたんじゃないかな」手柄玲奈さん(15)刺殺で同級生が涙の証言【さいたま市・女子高生刺殺】
NEWSポストセブン
ファンから心配の声が相次ぐジャスティン・ビーバー(dpa/時事通信フォト)
《ハイ状態では…?》ジャスティン・ビーバー(31)が投稿した家を燃やすアニメ動画で騒然、激変ビジュアルや相次ぐ“奇行”に心配する声続出
NEWSポストセブン
NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」で初の朝ドラ出演を果たしたソニン(時事通信フォト)
《朝ドラ初出演のソニン(42)》「毎日涙と鼻血が…」裸エプロンCDジャケットと陵辱される女子高生役を経て再ブレイクを果たした“並々ならぬプロ意識”と“ハチキン根性”
NEWSポストセブン
山口組も大谷のプレーに関心を寄せているようだ(司組長の写真は時事通信)
〈山口組が大谷翔平を「日本人の誇り」と称賛〉機関紙で見せた司忍組長の「銀色着物姿」 83歳のお祝いに届いた大量の胡蝶蘭
NEWSポストセブン
20年ぶりの万博で”桜”のリンクコーデを披露された天皇皇后両陛下(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
皇后雅子さまが大阪・関西万博の開幕日にご登場 20年ぶりの万博で見せられた晴れやかな笑顔と”桜”のリンクコーデ
NEWSポストセブン
朝ドラ『あんぱん』に出演中の竹野内豊
【朝ドラ『あんぱん』でも好演】時代に合わせてアップデートする竹野内豊、癒しと信頼を感じさせ、好感度も信頼度もバツグン
女性セブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
《実兄が夜空の下で独白》騒動後に中居正広氏が送った“2言だけのメール文面”と、性暴力が認定された弟への“揺るぎない信頼”「趣味が合うんだよね、ヤンキーに憧れた世代だから」
NEWSポストセブン
高校時代の広末涼子。歌手デビューした年に紅白出場(1997年撮影)
《事故直前にヒロスエでーす》広末涼子さんに見られた“奇行”にフィフィが感じる「当時の“芸能界”という異常な環境」「世間から要請されたプレッシャー」
NEWSポストセブン
天皇皇后両陛下は秋篠宮ご夫妻とともに会場内を視察された(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA) 
《藤原紀香が出迎え》皇后雅子さま、大阪・関西万博をご視察 “アクティブ”イメージのブルーグレーのパンツススーツ姿 
NEWSポストセブン
2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン