女性は黒いショルダーワンピースに、流行りの下駄スタイルのサンダル。男性も上下黒のリラックススタイルにサングラス。高身長のふたりが歩くだけで、周囲の人は目を向ける。遠目に見てもオーラがあふれるそのカップルは、水川あさみ(38才)と窪田正孝(33才)夫妻だ。
ふたりでスマホの画面を数回確認すると、揃って寿司店へ。しばらくすると、店の看板の明かりがひっそりと消えた。ここは都内の閑静な住宅街にある、伝統的な江戸前鮨を出す人気店。水川と窪田は店を貸し切りにして、会食を楽しんだようだ。
「食事会は、沢尻エリカさん(35才)の元夫の高城剛さん(57才)も一緒でした。彼は水川さんが20代のときからの仲だと聞いていますよ」(水川の知人)
8月下旬のこの日は、窪田にとって久しぶりのオフだった。数日前、10月スタートの主演ドラマ『ラジエーションハウスII~放射線科の診断レポート~』(フジテレビ系)がクランクアップしたばかり。2019年に放送され人気を博したドラマの続編だ。今年の3月にはすでにクランクインしていたが、スタッフに新型コロナ陽性者が出るなどして撮影スケジュールが大幅に遅れていた。
「3か月ほどで終わるはずの撮影が延びに延び、半年もかかってしまいました。そのせいもあったと思いますが、撮影中、窪田さんに疲れが色濃く見えていたのが気になりました」(ドラマ制作関係者)
実は最近、窪田の“変化”に驚かされたという声があちこちから上がっている。
「撮影中、コロナに関する独特の持論を熱く展開したことがあって……。もともとは、そういうことは話さないタイプだったので、驚きました。水川さんといつもそういう話をしているんですかね」(テレビ局関係者)
以前は偏食といわれた窪田だが食生活も変わったと言うのは、とあるヘアメイクだ。
「最近は現場で用意されている食事に手をつけず水川さんに持たされたお弁当を食べています。
結婚前は1日に20本もアイスを食べたり、何日も続けて焼肉を食べるなど、かなり偏った食生活だったと思います。でも最近は、みそや麹を手作りしたり、ぬか漬けも水川さんお手製のものに。お肉はほぼ封印したのか、いまは動物性たんぱく質というと魚を少し食べるくらいだそうです。こう言うと『前より健康的になった』はずなんですが、なんだか以前のような覇気がないというか変わっちゃった気がするんですよね」
結婚してライフスタイルや考え方が多少相手に影響されるのは別段不思議なことではない。しかし「仕事への影響も無視できないんですよ」と心配そうに話すのはある映画関係者だ。
水川は、昨年は5本の映画に出演し、そのうち『喜劇 愛妻物語』では毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。さらに今年は映画監督にも挑戦するなど波に乗っているのだが、その作品で、ある人物のサプライズ出演が決まったのだという。
「ほんの少しだけですが、窪田さんも出演予定だそうです。それだけで話題性は充分ですよね。ただ窪田さんの周囲からは少なくとも反対の声が大きかった。『夫婦の関係を仕事に持ち込まない方がいい』と窪田さんに伝えたそうです。でも彼は妻の監督デビューのためなら、と耳を貸さなかったそうです。本人の強い意志ならまだいい。水川さんの言いなりじゃなければいいんですが」(映画関係者)