8月からスタートしたドラマ『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ(以下、刃牙はBL)』(WOWOW)が反響を呼んでいる。主演を務める女優の松本穂香(24)は、秋公開の映画『DIVOC-12』や『ミュジコフィリア』でもそれぞれ主演とヒロインを務めるなど大活躍だ。彼女の演技の魅力について、『刃牙はBL』原案者が語った。
ランキングサイト『ランキングー!』が調査した「2021年上半期若手ブレイク女優ランキング」にランクイン、7月に同じ所属事務所の先輩女優・有村架純とCMで初共演を果たしたことも話題を呼ぶなど、今年に入ってから人気が上昇し続けている松本穂香。
そんな彼女が主演を務める『刃牙はBL』は、BL研究家・金田淳子氏のエッセイを原案とした作品だ。屈強な登場人物たちが壮絶な戦いを繰り広げる人気格闘漫画『グラップラー刃牙』シリーズをBL(ボーイズラブ)として楽しむ主人公の姿を描いた異色の物語で、放送が開始されると「おもしろい!」「松本穂香さんのコメディエンヌぶりが爆発」「名演技が光る」とネット上で様々な反響を呼んできた。
松本が演じる主人公・児島あかねは、文房具メーカーに勤務する“BL愛好家”。個性的な役柄だが、松本が主演を務めることが決まった際、原案者の金田淳子氏は「演技派として高名な松本穂香さんに決まったときは、非常に嬉しく思いました」とコメント。続けて「このドラマのヒロインは私自身ではないので、年齢も経歴も性格も私とは違うのですが、ある意味で『私を擬人化したら松本穂香さんになる』ということですよね。たいへん光栄に思っています」と綴っていた。