9月に入り、長女・眞子さま(29才)が年内に結婚される見通しという話が急浮上する中、紀子さまは11日に55才の誕生日を迎えられた。発表された文書で「共感できることもあれば、意見が違うこともありますが、お互いに必要だと思うことを伝え合い、長女の気持ちをできるだけ尊重したいと思っております」とお気持ちを明かされた。ご自身は23才で、民間から皇室に嫁がれた紀子さま。母と娘、人生の転機が多く訪れた20代それぞれの歩みを、同じ年頃で比べながらたどる。
●1989年9月12日 婚約内定会見 紀子さま23才
23才のお誕生日の翌日に、赤坂御所檜の間で婚約内定の会見に臨まれた。「初恋の人ですか?」との問いに、「はい、そうでございます」とはにかむ姿も話題に。“3LDKのプリンセス”“平成のシンデレラストーリー”と呼ばれた紀子さまのご婚約に、国民も祝賀ムード一色だった。
●1990年1月12日 納采の儀 紀子さま23才
薄桃色の地に貝合わせをイメージした紋様の手描き友禅の振袖は、当時の皇后美智子さまが贈られたという。
●1990年6月29日 結婚の儀 紀子さま23才
ご成婚は納采の儀から半年後に行われた。朝見の儀終了後の記念撮影の合間に、秋篠宮さまの髪をそっと整えられた紀子さまの自然なお姿を捉えた写真が話題となった。長女・眞子さまは、2018年11月4に地に東京・帝国ホテルで結婚式を執り行うと発表されていたが、儀式は一切ない異例のご結婚となりそうだ。
●2014年3月 国際基督教大学を卒業 眞子さま22才
大学卒業時には「結婚の時期に関しましては遅すぎず早すぎずできればよいと思っておりますが、理想の男性像というものは以前も申し上げましたように特にございません」と答えられた。小室圭さん(29才)は大学の同級生で、学生時代から結婚を視野に入れてご交際されていたことを、のちの婚約内定会見で明かされている。
●2014年 英留学 眞子さま 23才
2014年9月からイギリスのレスター大学大学院博物館学研究科に留学され、課程を終えた1年後にご帰国された。その間、小室さんとは遠距離恋愛で関係を育まれていた。
●2015年12月 初の単独海外公務 眞子さま24才
大学卒業後は、公務にも精力的に取り組まれるように。12月には、24才にして初めておひとりで海外での公務を務められた。
●1991年 眞子さま誕生 紀子さま25才
秋篠宮ご夫妻にとって初めてのお子様となった眞子さま。「天性のものを失わず、自然に、飾ることなく、ありのままに人生を歩んでほしい」というご夫妻の願いから「眞子」と命名された。その名のように眞子さまは、一途に思いを寄せるお相手とのご結婚こそがありのままの人生を歩むことにつながるという思いがあるのかもしれない。
●1992年 紀子さま 26才
初めての子育てにも懸命に励まれていた紀子さま。この年、ご夫妻でスリランカ、インドなどへ20日間の海外公務にも出かけられ、眞子さまは初のお留守番を経験した。
●1993年 紀子さま 27才
軽井沢でご静養中、大型犬が眞子さまに飛びかかるハプニングが。紀子さまは慌てることなく、「あら、お友達になりたいのね」と機転のきいたご対応をされた。
●1995年 紀子さま 29才
前年の1994年12月29日には、次女・佳子さまがご誕生。ちなみに、佳子さまは姉の眞子さまの結婚延期について「私は結婚においては当人の気持ちが重要であると考えています。姉の一個人としての希望がかなう形になってほしい」との思いを明かされている。
●2016年4月 特別研究員としてご勤務 眞子さま 24才
2016年4月1日、東京大学総合研究博物館特任研究員に就任。公務を優先しながら週3回ほど勤務されることになった。
●2017年9月3日 婚約内定会見 眞子さま 25才
婚約内定の会見で、「小室さんは私を温かく励ましてくださる存在でございます。最初に惹かれたのは、太陽のような明るい笑顔だったと思います」と笑顔で答えられた。
●2018年 眞子さま 26才
ご婚約内定発表当初は、ご両親と同じ“キャンパスの恋”ということで祝賀ムードだったが、小室さんの母の金銭トラブル報道などで事態は一変。2018年2月7日には、結婚関係諸儀式を延期すると宮内庁が発表し、眞子さまも「結婚という人生の節目をよりよい形で迎えたいと考えています」と表明された。
●2020年 眞子さま 29才
11月13日、眞子さまは「結婚は、私たちにとって自分たちの心を大切に守りながら生きていくために必要な選択」と結婚への変わらぬお気持ちを公表された。今年10月には30才のお誕生日を迎えられる。ご結婚される日は、そう遠くなさそうだ。
※女性セブン2021年9月23日号