歌舞伎役者・市川海老蔵(43)の長男・勸玄くん(8)の「奢り」動画に反響が広がっている。海老蔵が9月13日に公開した同動画は、家族で朝食を食べに出かけた様子を撮影したものだ。
海老蔵の「今日はご馳走していただいてよろしいですか?」という冗談に対して、勸玄くんは「あっ。いいっすよ」とあっさり返答。なんと海老蔵や長女・麗禾ちゃん、亡き母・小林麻央さんへのお供え、スタッフのぶんまでご馳走することを約束した。勸玄くんは堂々とした態度で6820円の会計を済ませ、海老蔵は「パパ、ちょっと感動している」と嬉しそうにしていた。
勸玄くんの財布とリュックは「グッチ」、帽子は「ルイ・ヴィトン」で、これだけで総額30万円近いと思われる。となると、腕時計やサングラス、トップス、ボトムス、靴も合わせたコーディネートはトータルいくらになることやら……。
ネット上では「金銭感覚がおかしい」「違和感がある」との声も上がっているが、「親からもらった小遣いで子どもが奢った」と捉えているならば、それは事実と異なるようだ。勸玄くんはすでに舞台に経ち、役者としての仕事をこなしている。つまり、8歳といえど収入があるのだ。
さらに「週刊女性PRIME」では、歌舞伎関係者のコメントとして「海老蔵さんは、息子さんに自分の稼いだお金で物を買うという経験をさせているみたいです」とも報じられている。
どうやら小学生としては驚きのお金遣いも海老蔵流の育児であるようだ。そもそも海老蔵は、歌舞伎界のトップに君臨する成田屋の家長。となると長男・勸玄くんが身につけるべき金融リテラシーも、一般人とは大きく異なるのがむしろ自然だろう。一流の役者ならば「本物を知っている」ことも重要だ。
海老蔵は7月16日に公開した動画「【教育】子供達の成長と教育。海老蔵にとっての教育とは。」の中で、スタッフに「子どもの教育って、どういうこと気をつけてる?」とたずねた。「あまり蓋をしないってことかな」というスタッフの返答を受けて、海老蔵は「男親はそうなるじゃん。母親はしなくちゃいけない義務がある。そこの葛藤は絶対あるんじゃないの」と育児の悩みを明かした。