ドラえもんの誕生日でもある9月3日、川崎市の「藤子・F・不二雄ミュージアム」が開館10周年を迎えた。「作品を応援してくれたファンのみなさんへ恩返しをしたい」との思いで生まれた同館を彩るのは、まるでドラえもんの世界に入ったかのような施設の数々。さらに、ミュージアムカフェのオリジナルメニューや、ここでしか買えないオリジナルグッズも魅力だ。
4月には累計入館者が400万人を突破。7月からは10周年記念原画展を開催している(2022年6月30日まで開催予定)。原画は1950年代から1990年代まで年代ごとに紹介され、その多くがミュージアム初展示となる。なかには本邦初公開となる未発表作品の原画も。3か月ごとにテーマが変わるので、なが~く楽しめそうだ(10周年記念原画展は2022年6月30日まで開催予定)。ぜひ一度、“Fワールド”を堪能してみて欲しい。
【藤子・F・不二雄ミュージアム】
●住所/〒214-0023 神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
●開館時間/10:00~18:00
●休館日/毎週火曜日
感染症対策のため、当面の間は入館時間が変更されます。事前に公式サイトでご確認ください。みなさまにゆっくりご覧いただけるよう、日時指定による予約制となっています。
◆THE GENGA ART OF DORAEMON
ドラえもん拡大原画美術館(6900円)
「漫画を読む」ではなく「絵を鑑賞」するをテーマに作られた藤子・F・不二雄、初の本格画集にして初の美術書。『ドラえもん』のコマを厳選し、原画を拡大して掲載されており、その1コマ1コマが絵画として鑑賞できる作品だ。
※女性セブン2021年9月30日・10月7日号