根強い批判のなか、眞子内親王の結婚は実現されることになった。国際基督教大学(ICU)で小室圭氏と出会った眞子内親王だが、結婚の意志を貫く眞子内親王と秋篠宮皇嗣との不和も取り沙汰されている。
「眞子さまの『一度決めたことは頑として曲げない』という一面は、秋篠宮さま譲りです。3人の子供のなかでも最もお父さまに性格が近いのではないでしょうか。
そもそも皇室では、宮内庁が探してきた相手と会って結婚を決めるのが慣例でしたが、皇族のなかで初めて自ら相手を選んで結婚に至ったのは秋篠宮さまでした」(皇室ジャーナリストで文化学園大学客員教授の渡邉みどり氏)
秋篠宮皇嗣と紀子妃は、1989年9月に婚約が内定したが、当時は崩御した昭和天皇の服喪期間であったことから、「この時期の婚約は通常ではあり得ない」との声もあった。
「それでも従来の常識を覆して、秋篠宮さまは紀子さまとの結婚発表を決めました。私は当時日本テレビに在籍していましたが、この時期に婚約会見を開く秋篠宮さまに驚いたものです。眞子さまも同様に自らの決断で道を切り開いていかれるのでしょう」(同前)
不和であっても父の「自分のことは自分で決める」という根底部分はしっかりと受け継いでいるようだ。
※週刊ポスト2021年10月1日号