「たーちゃん」──CM、映画、ドラマ、各方面から引っ張りだこの佐藤健(32才)を、こう呼ぶ女性がいる。彼女でもない、友達でもない、母親でもない。その女性とは、4才年下の妹だ。9月10日に放送された『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)に佐藤がゲスト出演した。
佐藤といえば『恋はつづくよどこまでも』(2020年、TBS系)が大ヒット。9月15日発売の雑誌『an・an』でも6年ぶりに表紙を飾り、デビュー15周年という節目の年を充実させている。
番組では、将来のことや、生活スタイルなどのプライベートなことからドラマの裏話まで赤裸々告白。なかでも盛り上がりを見せたのは、妹(28才)についての話題だった。
中居正広(49才)からの「(妹とは)どんな距離ですか? すっげぇ自慢してると思うよ」という問いには、苦笑気味に「多分ね、(佐藤の存在を)言いたくないタイプの妹」という返答。重ねて、「ぼくの存在が、どっちかというと邪魔してるタイプだと思います」と話した。
妹は佐藤とよく似ていて、目がクリッと大きく、かなりの美肌の持ち主で、女優でいうと波瑠(30才)に似ているという。彼女は佐藤の出演作品をほとんど話題にしないというが、興味がないわけではなさそうだ。先の『金スマ』で佐藤はこう明かしていた。
「妹はドラマとか映画とか好きなんですよ。だからミーハーな質問をしてきます。『あの漫画実写のあの役は誰がやるの?』とか、業界の事情とか聞いてきますね。『あれって実際どうなの?』とか(中略)多分、自分の作品も観てるんじゃないかな……」
1989年に埼玉で生まれた佐藤は女系家庭に育った。
「母、妹、祖母とともに、決して広いとはいえないアパートで女性たちに囲まれて暮らしていました。裕福とはいえなくても、家族仲は本当にいい。妹さんは一気に大スターになったお兄さんのことが照れくさいというか、恥ずかしいみたい。
仲がいい数人にしか佐藤健が兄であることを伝えていないようで、応援はするけど、周囲にはそれを一切見せないという“緊張状態”のようです。呼び方は小さいときから変わらずで、ずっと“たーちゃん”と呼んでいますね」(佐藤家の知人)