10月4日発売の「週刊ポスト」は、大増ページの錦秋スペシャル合併号。新政権が誕生したが、残念ながら国民の声も自民党員の声さえも反映されない「派閥のジジイ勢力均衡内閣」と言うしかない。緊急事態宣言の全面解除も、きたる総選挙の選挙運動や資金パーティのためと見透かされている。こんな政権に命を預けてはおけない。政治はもちろん、コロナ、医療から芸能・スポーツまで、「宣言解除社会」を生きる必須情報が満載です。
今週の見どころ読みどころ
◆「落選運動2021」この1票でダメ政治家を懲らしめろ!
新政権を背後で動かそうとする「4長老」とその「3子分」、スキャンダル続きの「魔の3回生」ほか、前回選挙から4年、国民を裏切る言動を繰り返してきた国会議員たちの行状を総ざらいした。何があっても有権者は忘れてくれると高をくくっている輩に鉄槌を下すには、「忘れていない」ことを投票で示すしかない。もちろん野党議員にも容赦はしない。94議員の「忘れてほしいあの話」を一挙公開する。
◆倉田真由美x三浦瑠麗x山口真由「眞子さまのご結婚を全力で祝福いたします」
今月末に入籍することが発表された眞子内親王と小室圭氏。世間では反対論が根強いが、若い世代や女性には賛成派も少なくない。賛成派の女性論客3人が、漫画家、国際政治学者、NY州弁護士というそれぞれの立場から、自らの意思を貫徹した眞子内親王を応援する理由を述べた。
◆電撃引退・白鵬の有力支援者が激白「相撲協会から届いたとんでもない書状」
こちらも世間の風当たりが強い元横綱の白鵬。引退して間垣親方となることが決まったが、その裏には相撲協会の徹底した白鵬叩きがあった。宮城野部屋を支援してきた「九州溜会」の会長の娘が、「白鵬に一代年寄が認められないのはおかしい」という私見を手紙にして八角理事長に届けたところ、なんと親である会長に対して「辞任しろ」と要求する手紙が返ってきたという。
◆ここまで当たる!「日本3大地震予測」の最新危険マップ
東日本大震災のあと、多くの地震学者は「やはり地震予知は難しい」と白旗を揚げたが、実はそれは「従来の予知方法では困難」なだけであって、専門外の学者や技術者は次々と新しい指標で予測方法を進化させている。本誌でおなじみの「MEGA地震予測」を筆頭に、「FM電波予測」「地震解析ラボ」を加えた3大地震予測の手法と実績、そして最新の危険度マップを公開する。
◆<オールカラー特別読み切りマンガ>『東京貧困女子。』カラダで学費を払う女子大生
「ビッグコミックスペリオール」の人気マンガを読み切りで出張掲載。若い女性に広がる貧困の実態を綿密な取材に基づきコミカライズした同作品は多くの共感と称賛を受けてきた。今回は、親の援助が受けられず自力で大学に通う女性が、コロナ禍で学費や生活費に困窮し、ついに風俗でアルバイトを始めた悲劇を紹介する。
◆佐藤愛子さん「断筆宣言」に各界重鎮が語った「わたしの引き際」
作家・佐藤愛子さんの最新刊『九十八歳。戦いやまず日は暮れず』が大ヒットしている。同作品で佐藤さんが「断筆宣言」したことも大きな話題になっているが、老境を迎えた各界重鎮たちは作品をどう読んだのか。泉ピン子、三遊亭円楽、田原総一朗、小椋佳、手嶋龍一、山田火砂子の各氏が「わたしの引き際」を明かした。
◆<カラーグラフィティ>大谷翔平よ、最高の夢をありがとう!
全米を、全世界を魅了した大谷翔平の2021シーズンが終わった。投打の二刀流にとどまらず、最後までデッドヒートを演じたホームラン王争い、投手&スラッガーとは思えない果敢な盗塁、そして数々の名シーンを生んだ紳士的な振る舞いなど、記録と記憶に残った今シーズンの活躍を決定的瞬間で振り返る。
◆緊急事態宣言解除で「できるようになること」「やってはいけないこと」
宣言の全国一斉解除は、総選挙が迫る政界の都合という面も否定できない。解除されたから自由になんでもできると考えるのは危険だ。「飲食は?」「旅行は?」「コンサートは?」「冠婚葬祭は?」――政府が国民に丸投げした「解除後のニュー・ノーマル」を専門家が徹底解説。
◆芸能界の頂点に上り詰めた有吉弘行「知られざる凶暴な不遇時代」
オール巨人の付き人として芸能界の門をくぐり、猿岩石として一世を風靡、その後は長い低迷の時代を経て復活し、いまや冠番組を10本以上持つまでになった有吉。その駆け出し時代と低迷時代を知る関係者の貴重な証言を集めた。なんと有吉は、取材で訪れたラーメン店で無礼な扱いに腹を立て、ラーメンを外に放り投げるという凶暴さを見せていた……。
◆韓国「徴用工トンデモ判決」で本当に三菱重工の資産は売却されるのか
明白な国際法違反がまかり通っている韓国での徴用工訴訟で、ついに三菱重工が持つ特許権などの知的財産の売却命令が出た。実行されれば日韓関係は修復困難な難局に陥るが、それだけでなく、それら知的財産を韓国企業に奪われた場合、日本の先端技術を強奪されることにもなる。経済競争にも影を落とし始めたトンデモ訴訟の展望。
◆<追悼>巨匠さいとう・たかを墜つ。しかしゴルゴは生き続ける
世界一の連載巻数を誇るマンガ『ゴルゴ13』の作者であるさいとう・たかを氏が死去した。遺志に従い、連載はさいとう・プロダクションや小学館の協力で今後も続くことになった。氏は半年前、本誌の取材に答えて「ゴルゴではコロナは描かない」と語っていた。その真意とは?
◆<カラーグラビア>やっぱり「やくざ映画」が面白い!
今も昔も日本人の心をつかんで離さないやくざ映画の魅力を12ページのカラーグラビアで解き明かす。迫力ある演技で一世を風靡した中尾彬、中条きよしのインタビューはじめ、江波杏子、夏目雅子、藤純子、岩下志麻ら「姐さん」たちの雄姿、さらに現役やくざ100人にアンケートした好きな俳優、ヒロインなどの興味深い結果まで、ここでしか読めない珠玉のコンテンツがギッシリ。覚悟しいや!
◆死に至る「薬の飲み合わせ」がこんなに見逃されていた!
大反響シリーズ「薬の危ない話」。今回は、死に至るおそれのある「併用禁忌」の飲み合わせが実際には多く野放しになっている恐怖の実態と、その原因を探る。医師はなぜ禁忌を見逃すのか。「患者に急かされた」「禁忌とは知らなかった」「他病院の処方が伝えられていなかった」など、誰にでも起き得るシチュエーションで重大危機は起きていた。
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