小林麻央さんとの交際報道以来、市川海老蔵の交際報道は約12年ぶり。しかも、本誌・週刊ポストが目撃したのは、3泊4日の間に2人の女性と逢瀬を重ねる“熱愛ぶり”だった。(前後編の前編)
白いTシャツに黒い短パンの男が、9月下旬の朝、岡山・倉敷を自転車で駆けていた。男は時折ペダルを漕ぐ足を止めると、スマホで辺りの風景を撮影。そしてまた、年季の入ったママチャリに跨がり、キーコキーコと車輪をきしませ、風を切っていく。それからほどなくして誰もが知る有名人のブログが更新された。
そこには倉敷美観地区の名物である白壁の蔵屋敷と柳並木の写真がアップされていた──。
歌舞伎役者の市川海老蔵(43)は一日中ブログを更新して身の回りの出来事を綴ることで有名だ。歌舞伎界のプリンスのプライベートは、多くの人の関心をひく。しかし、そのブログには決して書かれない事実があった。
その日、海老蔵は早朝に宿泊先の高級旅館から自転車に乗って外出。蔵屋敷の街並みを抜け、旅館から5分ほどの距離にあるレンガ造りの門が目を引くホテルに向かった。
海老蔵が正面玄関に自転車を止めると、ホテルの中から黒髪ロングヘアーのA子さんが現われた。海老蔵に親しげに話しかけると、海老蔵は彼女に歩み寄り、おもむろに1万円札の束を手渡した。封筒などに入れるわけでもなく、裸のお札を二つ折りにしているが、かなりの分厚さに見える。その後、海老蔵はA子さんの部屋に入っていった。
直後のことだ。海老蔵がブログを更新。《いやし》と題され、倉敷の街並みや寺院、美しい彼岸花などがアップされた。
それらの写真をリアルタイムで見た人は、いまこの瞬間に、海老蔵がホテルの部屋で女性と2人きりとは思わないはずだ。
以上は海老蔵の地方巡業公演中のオフタイムの一幕である。
何もしないほうが罪深い
400年の歴史を誇る歌舞伎界の中でも、名門中の名門である成田屋宗家の当主である海老蔵。
昨年5月には、歌舞伎界で最も権威ある大名跡とされる「十三代目市川團十郎白猿」を襲名するはずだったが、コロナで延期となった。
一方で「我々演劇人は何もしないほうが罪深い」として、コロナ禍でも感染症対策をしながら舞台に上がり続けた。
ただ、最近の海老蔵は、舞台での存在感よりも、SNSや子供たちの話題が目につくことも事実だ。
これまで長男・勸玄(8)の陰に隠れがちだった長女・ぼたん(10)が10月16日開始のドラマ『二月の勝者 ─絶対合格の教室─』(日本テレビ系)に児童役で出演。
「これまで海老蔵さんはブログやYouTube動画にぼたんちゃんを出す際は、スタンプで顔を隠すなどの配慮をしていました。しかし子役デビューが正式に決まり、今後はブログでも“顔出し解禁”になるでしょう」(テレビ局関係者)