眞子内親王と小室圭氏の結婚(10月26日)を間近に控え、二人を巡る報道は過熱するばかりだ。
10月に入ると、小室氏の母・佳代さんが遺族年金と疾病手当金の不正受給で刑事告発されたと報じられ、直後には佳代さんの元婚約者が〈佳代さんからの解決金の提案については、体調の問題もあり進展はありません〉〈圭さん本人の意思を伝えてくださいとお願いしていますが、いまだに届いていない状況です〉とコメントを出した。
秋篠宮家にも厳しい目が向けられる中、逆風に負けず精力的に活動しているのが、佳子内親王である。
「佳子さまは5月6日付で一般財団法人『全日本ろうあ連盟』の非常勤嘱託職員としてご就職されました。現在は週3日ほどの勤務と公務をこなし、10月10日には、日本のガールスカウト活動100周年を祝う『国際ガールズメッセ』の式典にオンラインで参加されました。一方で眞子さまの結婚報道の影響もあるのか、赤坂御用地では、口数が少なく元気がなさそうに見える時もあります」(宮内庁関係者)
今回の結婚を機に、「佳子さまにも今後、数々の難題が降りかかるのではないか」と語るのは、皇室ジャーナリストの神田秀一氏だ。
その一つが、佳子内親王の「結婚相手」である。秋篠宮皇嗣と紀子妃が結婚した際は、自由恋愛であることが話題となり、眞子内親王も同様に国際基督教大学(ICU)で小室氏と出会い、9年越しの愛を実らせて結婚を決めた。
しかし、佳子内親王の結婚は“先祖返り”となるかもしれないと神田氏は指摘する。
「眞子さまの結婚では、宮内庁が小室さんの身辺調査を徹底しなかったゆえ、婚約後に様々な問題が噴出しました。内親王が結婚するのに伝統的な儀式もなく、一時金も辞退されるという大混乱に陥りました。
この反省から、佳子さまが結婚する際には、宮内庁が相手の家柄や皇室観、資産、交友関係まで徹底的に調べざるを得なくなるのではないか。佳子さまの行動に対しても、宮内庁職員ならびに護衛の皇宮警察のチェックが厳しくなるでしょう」