小室圭氏と結婚する眞子内親王の皇籍離脱により、佳子内親王の「公務の負担」が一気に増える可能性が浮上しているという。
「眞子さまが行なっていた公務は誰かが引き継ぐことになり、秋篠宮皇嗣殿下や内親王殿下などに振り分けられることになるでしょう。内親王は愛子さまと佳子さまだけですが、愛子さまはまだ大学生なので公務を控え、おのずと佳子さまへの引き継ぎが多くなるはずです。
眞子さまは秋篠宮殿下から引き継がれたテニス協会名誉総裁のほか、日本工芸会の総裁を務めているので、まずはこちらを佳子さまが引き継ぐ可能性があります」(宮内庁担当記者)
海外王室を見ても、「残されたプリンセス」には大きなプレッシャーがかかる。英王室に詳しいジャーナリストの多賀幹子氏が語る。
「英王室は次男のヘンリー王子とメーガン夫人の離脱後、長男のウィリアム王子の夫人であるキャサリン妃が表舞台に立つことが増えました。トラブルメーカーであるメーガン夫人への批判の声は、キャサリン妃への期待へと変わり、次第に高まっていったのです。
同様に佳子さまもこれまで以上に注目される分、大きな重圧にさらされるはずです。いつも一緒だった頼もしい姉宮がいない中で、様々な事柄の矢面に立ち、傷ついた秋篠宮家の評判を取り戻さないといけません」
一家の“かすがい”としての期待
佳子内親王は今後、「秋篠宮一家」の中でも重要な役割を担うことになる。女性宮家が設立されれば、佳子内親王は皇室に残り、悠仁親王を支える重要な立場になる。60年以上の皇室取材歴を誇る皇室ジャーナリストの渡邉みどり氏はこう話す。
「秋篠宮家の次女としてだけでなく、“悠仁さまの姉上”として、その言葉は重大な意味を持つようになります」