スポーツ
2021.10.20 16:00
週刊ポスト
体操競技のAI採点 毎秒約200万のレーザーで選手の動きをスキャン
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2019年の体操世界選手権で演技採点にAIが採用、国際大会では初の快挙だった
競技場に設置された3Dセンサー。レーザーを照射して選手の動きを捕捉する。マーカーなしで動作をデジタル化できるのは、選手にとっても負担がなく画期的だった(撮影/内海裕之)
レーザーセンサーには自動運転、骨格認識は医療用リハビリ用途の技術を応用。関節の動きを捉え、基準となる角度と実際の演技とを比較して判定する
「当初は『将来はロボットが採点する時代になる』という冗談のようなひらめきからスタートしたプロジェクトでした」(藤原英則・富士通スポーツビジネス統括部長。撮影/内海裕之)