ウソだろう!? 思わずそう声が出てしまうほどに異次元スタイルの、全身真っ黒な服装の長身美女が現れた。身長175センチのドラマーで、モデルや女優としても出演オファーの絶えない、シシド・カフカ(36才)である。9月下旬、スタジオに入る彼女は全身からオーラが溢れていた。
長身にもかかわらず、驚異の小顔。なんと10頭身近いスタイルだという。あるファッション誌編集者は「シシドさんの日本人離れしたスーパーモデル体型は、音楽業界やモデル業界では、以前から有名です。5年前にユニクロのモデルに起用されたときに、173センチ、9頭身と言われる人気モデルの道端カレンさん(42才)と会見に登場したのですが、さらに背が高くて顔も小さくて、報道陣がびっくりしたこともありました」と明かす。
今年の夏は、9月5日の東京パラリンピックの閉会式に、自身が主宰する音楽集団「el tempo」と一緒に出演。コンダクターとして100種類以上もあるハンドサインを駆使して、パーカッションの即興セッションを披露して話題となった。いつもはクールなシシドも、一夜明けての公式インスタグラムで「何かの閉会式のリハーサルをしている夢を繰り返し見て目が覚めました。何だか心が休まらない」と興奮が収まらない心境をつづっていた。
メキシコ生まれの日本育ち。12才からはアルゼンチンでも2年生活した国際派。東京工芸大学在学中からプロドラマーとして活動し始めて、いつも黒い服ばかり着ていたため、知人のコピーライターから、チェコ語でカラスを意味する「カフカ」と命名された。裸足でドラムを叩きながら歌う圧倒的なパフォーマンスで人気を博している。
3年半前の「オードリー・ヘプバーン」の写真展のトークショーに出演したときには「小学校のころから(170センチの)身長があって、コンプレックスに感じたことがありました」と明かしたこともあった。しかし、「4年前にロングヘアをばっさり切ってベリーショートにしてからは、さらに小顔が際立つようになりましたよね。まさに芸能界でもトップクラスのスタイルの良さです」(前出・ファッション誌編集者)
パラリンピック閉会式のインパクトは大きく、年末のNHK紅白歌合戦からのオファーも十分ありえる。今年は、再び大きなステージでお目にかかることもありそうだ。