女性同士の人間関係は、簡単ではない。嫉妬が原因のトラブルも後を絶たないようだ。リアルエピソードを紹介しよう。
【ケース1】悪口に乗らないと仲間外れにする女たち
小学校のママ友が集まると、話題は姑と夫の悪口ばかり。ある日、いつも聞き役の私に、D子がこう言ったんです。
「あなただって、ご主人への不満、あるんじゃないの?」
私があまりにも愚痴を言わないから、そうやってふってきたのね。人の悪口を聞くのに嫌気がさしていた私は、思わずこう言ってしまいました。
「ないわけじゃないけど、その手の話って不毛だから、もういいかなって……」
その瞬間、場がしらけたのを感じましたね。
「あなたのうちはご主人がやさしいからね~」
なんて、フォローが入ったものの、その夜、LINEのグループから外されました。
【ケース2】人のセンスを絶対に認めない女
ママ友のE美(42才)は、アパレルメーカーに勤めており、人の服に干渉してくるの。
「Hさんは黒系の服が多いけど、赤も着てみたら」
などなど—私からすればE美とはセンスが違うから余計なお世話。ところが先日、ママ友数人と子供の塾の送迎前に街を散策していたら、
「このブランドは素敵だけど、着こなすのは難しいわ」
と、E美が言いながら、ある店の前を通りかかったの。するとその店の中から私を呼ぶ声が。
「この前、欲しがっていたコートがお安くなっているの。ごらんにならない?」
と店員さん。そう、その店は私が通っている店。ほかのママ友が、そのコートを見て、
「センスいいわね。Hさんは背が高いから、似合うわ」
と、絶賛してくれたんです。そのときのE美の、嫉妬に燃える目が怖かった〜。
それからE美が私を避けるようになったのは言うまでもありません。