東京の、とあるバーの一角で女性が叫んだ。「あーー! お酒のみたいな!」。しかし、長い髪を後ろで一つにまとめたその女性が勢いよく注文したのは、アルコールではなく紅茶だった。
「バーに来て、紅茶を頼む人は珍しいので、見てみたら蒼井優さん(36才)だったのでびっくりしました」(居合わせた客)
この日の蒼井は、友人5人と食事会を開催。存分に紅茶を堪能した後は、近所の2軒目のお店に移動。白いシャツにざっくりとしたニットのベスト、明るいブラウンのパンツを合わせた蒼井は、お酒をのんでいないにもかかわらず、かなりのご機嫌。移動中も腕を前後に振って歩き、笑みを絶やさなかった。午前1時頃にお開きになって2軒目を出ても、名残惜しいのか、みんなで円になってしばらく談笑が続く。そして最後には、思いがけないパフォーマンスが見られた。
「みんなで『エイエイオー!』と声を出し、拳を振り上げていて、まるで中学生の部活みたいでした(笑い)」(別の居合わせた客)
蒼井が南海キャンディーズの山里亮太(44才)との電撃婚を発表したのは、2019年6月のことだった。あれから早くも2年半。その間、蒼井は主演した映画『スパイの妻』での演技が認められ、第15回アジア・フィルム・アワード主演女優賞を受賞するなど、着実に女優としてのキャリアを積む一方で、「最高の妻」としても名を馳せていた。
「山里さんの仕事を蒼井さんが支えることも多く、たとえば山里さんの深夜ラジオに出演するときには、蒼井さんが車で送り迎えをすることも多いんです」(ラジオ局関係者)
山里も蒼井の仕事の都合に合わせて新婚生活を楽しんでいるようだ。
「芸能人同士とはいえ、畑が違うとスケジュール感も違うようで、蒼井さんが地方での撮影で何日も家を空けているときは、かなりさみしいみたいです。そうしたときには、自宅と蒼井さんの滞在先の中間地点で待ち合わせてデートをしているんだとか。とにかく、山里さんが口にする蒼井さんについての話はすべて“のろけ”に聞こえてしまう。微笑ましくもうらやましくもあります」(前出・ラジオ局関係者)