11月6日、名古屋市内で行われたライブツアー公演後に救急搬送され、その後アナフィラキシーショックの診断を受けた歌手・浜崎あゆみ(43)が11月12日、インスタグラムを更新。〈ご迷惑やご心配をおかけしました全ての皆様、申し訳ございませんでした〉と謝罪した。
所属事務所も経過報告を掲出し、〈診断をもとに、緊急時の対応やこの病気との付き合い方についてしっかりとした知識を身につけると共に、医師の指導を仰ぎながら、活動を再開して参ります〉と活動再開を発表。
中止になった11月7日の日本ガイシホール(名古屋市)公演については、振替公演の開催に向けて調整中だという。さらに、12月30日・31日に国立代々木競技場第一体育館にて開催するライブは予定通り行うこともアナウンスされた。
もともと浜崎は11月4日に足首を骨折しており、ケガをおして11月6日にライブに出演したところ、ライブ後に体調不良を訴えて救急搬送され、今度はアナフィラキシーショックの診断を受けた……という流れがある。
インスタグラムでは11月6日のライブ映像も公開されており、相変わらずパワフルな歌声を響かせているものの、浜崎は車椅子に乗ったままだ。車椅子から立ち上がる場面でもぎこちない足取りだった。
浜崎は車椅子でのパフォーマンスに全力で、ライブ前は〈とは言え曲数をカットするわけでもありませんし、いつもと変わらないクオリティーで、いやそれ以上に、全身全霊のパフォーマンスを届ける気持ちしかありませんので、お越し下さる皆様どうかご心配なく、夢の世界へどっぷり浸る準備をしてきて下さいっ!!!〉とファンに熱く呼びかけていた。
また、年末の代々木公演に向けても〈代々木公演までには必ず復活します!!〉と力強く宣言しており、近日中に手術を受けることが決定している。
浜崎のプロ根性には舌を巻くが、とはいえ、さすがに心配の声が巻き起こっているのが現状だ。ネット上では〈ほんまにプロ意識高すぎ〉〈かっこよすぎだよ〉といった称賛の声の一方で、〈もう少し静養したほうがいい〉〈ファンも安心して楽しめないのでは?〉〈今度何かあったら、ファンや関係者にどれだけ迷惑をかけるか〉〈休むのも仕事のうち〉という声も。こういった意見も、あくまで浜崎の体調を心配してのことだろう。
浜崎は2008年、突発性内耳障害により左耳の聴力をほとんど失ったことを公表した。それでも歌手活動を継続する彼女の覚悟が話題になったが、今年5月には第2子出産を発表したばかり。子どものためにも、どうか無理はしすぎないでほしい。