秋の実りを使ったスイーツが多く登場するこの季節。スイーツの達人たちはどんなスイーツを食べているのでしょうか。スイーツコーディネーターの下井美奈子さんに、芋を使った美味しいスイーツを教えてもらいました。
●熟成焼き芋のテリーヌ ドリンクセット1500円~
「独自の手法で熟成して焼き上げた紅はるかは、しっとりとみずみずしく、自然な甘さが口に広がります。高糖度の熟成焼き芋が主役のテリーヌです」(下井さん)
【望月】
さつま芋専門カフェ。商品に使用している宮崎県産の紅はるかは、3か月以上熟成させて低温でじっくり焼き、甘みを最大限引き出している。
住所:東京都港区麻布十番3-7-4 1F
営業時間:12~19時(日祝は11時~、LO:18時)
店休日:火曜定休
●黄金みりん大学芋 320円(小)、530円(大)
芋スイーツ専門店が作った、砂糖不使用の大学芋。
「みりんを煮詰めた自然な甘みと、有機さつま芋の滋味深いおいしさが魅力」(下井さん)
【有機さつま芋 芋菓】
住所:東京都目黒区鷹番3-4-18-102
営業時間:10~18時
店休日:不定休
●蜜芋バスクチーズケーキ 3456円
熟成炭火焼き蜜芋スイーツ専門店によるバスクチーズケーキ。
「種子島の契約農家のもとで直接買い付けたこだわりの安納芋を使用。甘みを最大限に引きした蜜芋と、焦げ目がつくまで焼き上げられた香ばしい逸品」(下井さん)
【& OIMO TOKYO CAFE ザ・ペニンシュラ東京本店】
住所:東京都千代田区有楽町1-8-1ザ・ペニンシュラ東京 B1
営業時間:11~19時(日曜?18時)営業時間は変更の可能性あり
店休日:月・木曜定休
●芋羊羹とバタークリーム 450円
さつま芋本来の甘さを味わえるよう砂糖の使用を極力抑えた芋羊羹。
「『むさし野自然農場』産の品種『むさしこがね』を使った芋羊羹に、バタークリームをプラス。お芋とバターとの最高のマリアージュがかなう逸品」(下井さん)
【OIMO cafe himonya STAND】
住所:東京都目黒区碑文谷5-29-8
営業時間:9~18時
店休日:月曜定休
●塩けんぴ(200g) 378円
宮崎県産のさつま芋をじっくり揚げ、乾燥後、高知県室戸海洋深層水塩と砂糖で炊き上げた蜜でコーティング。
「さつま芋がもつ甘みと、お塩の旨みがあわさり、手が止まりません」(下井さん)
【四万十郷 水車亭】
住所:高知県高岡郡四万十町古市町9-30
営業時間:8?19時
店休日:無休
【プロフィール】
下井美奈子(しもい・みなこ)/フランスやイギリスで製菓料理を学び、帰国後は洋菓子の講師や商品開発、レシピ提供を行う。『3つ星スイーツ?プロが選ぶ究極の逸品130』(日本経済新聞社)など監修本多数。
撮影/黒石あみ
※女性セブン2021年11月25日号