俳優・菅田将暉(28)と小松菜奈(25)が結婚を公式サイトやSNSなどで発表した。
「第2ステージの始まりの年」──菅田は、今年受けたインタビューでこう語っていた。俳優だけでなく、歌手やラジオパーソナリティーとしても第一線で活躍する彼が第2ステージを共に歩むことに決めた相手が、小松だった。
ふたりの交際がスポーツ紙で報じられたのは2020年3月のこと。当時はW主演映画『糸』の公開のタイミングということもあり、「映画の宣伝では?」という声もあった。しかし、実際には今年初め、小松が住むマンションの別の部屋に菅田が引っ越し、半同棲生活が開始。マンション内同居を経た後、6月に別のマンションに引っ越し同棲を開始していたという。
菅田は今年、例年にも増して出演作が詰まっていた。4月から6月にかけて放送されて好評だったドラマ『コントが始まる』(日本テレビ系)の撮影が終わると同時に、来年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)の撮影がスタート。ほかの作品も含め、舞台挨拶や取材などの仕事で多忙だった。来年は1月クールの月9ドラマ『ミステリと言う勿れ』(フジテレビ系)に主演が決まっているなど、出演作が目白押しだ。
仕事が充実する中で、私生活でも大きな決断をした菅田。
今年5月に、星野源(40才)と新垣結衣(33才)が結婚を発表したことも彼の背中を押したようだ。菅田はドラマ『MIU404』(TBS系)で星野と共演しており、プライベートでも交流がある。『コントが始まる』の撮影中に結婚のニュースを知って驚いたという菅田は、すぐに星野に祝福の連絡をしたという。芸能関係者が語る。
「親しくしている星野さんの結婚は心からうれしく、それと同時に菅田さんも小松さんとの結婚を具体的に思い描くようになったとか」
2人が共演した映画『糸』のオンラインイベントで、小松は菅田との関係を涙ながらにこう話している。
「役のことを相談すると一生懸命聞いてくれて、それを100倍にして返してくれる。すごく優しい人だけど、ライバルみたいに思うところもある。すごく刺激になる存在。出会ってくれてありがとうございます。本当にいろんなことがあったなと思って……。私もそうありたいと思わせてくれる人なので、これからもよろしくお願いします」
その言葉には、「これからも俳優としてよろしくお願いします」だけではなく、「長い人生を共に歩んでいきましょう」というメッセージも込められていたのだろう。