女優・杏(35)が11月14日、公式YouTubeチャンネル「杏/anne TOKYO」とInstagramアカウントを開設した。杏といえば現在、TBS日曜劇場『日本沈没―希望のひと―』でスクープを狙う週刊誌記者役を演じている。
そんな彼女は開設したばかりのYouTubeにさっそく動画を投稿。男女デュオ・ハンバートハンバートの楽曲『長いこと待っていたんだ』をギターで弾き語りしている。歌手として『LIGHTS』と『愛をあなたに』、2枚の音源をリリースしているだけあって見事な美声を響かせており、〈素敵な声〉〈とても心が落ち着きます〉〈もっと杏さんの歌が聞きたい〉と称賛のコメントが集まった。
また、Instagramでは直筆イラストを披露しており、こちらも〈かわいい〉と評判だ。これまでブログはもちろん、スタッフによる公式インフォメーションアカウントなども存在しなかったため、ファンは杏の存在を一気に近しく感じられるようになったことだろう。
そんな杏には、子どもたちを連れてのフランス移住説が出ている。
「杏さんは、以前からヨーロッパで暮らしたいと公言していました。なかでも、かつてパリコレモデルとして活躍した杏さんにとって、フランスは青春時代を過ごした思い出の地。フランス語も猛勉強しているし、ただの夢じゃないようです」(杏の知人)
移住計画には、昨年8月に離婚を発表した元夫である俳優・東出昌大(33)の不倫騒動が関係している。
「上の双子のお子さんは、東出さんがどんな問題を起こしたのか、なんとなくわかるようになってしまったそうなんです。再来年小学校に入学すれば、クラスメートに父親のことを何かと揶揄されるかもしれない。
娘さんたちが傷つくのが杏さんはいたたまれないのでしょう。でも、異国の地なら注目を浴びることなく、普通の生活を送れる。これには10月に報じられた東出さんの新たな熱愛も関係しているようです(『週刊文春』によると東出は滞在先の撮影ロケ地に新恋人を呼び寄せて3連泊させていた)。
杏さんはこれから彼が何かしでかすたびに、子供たちにも影響が及ぶことを考え、移住への決意を固めたそうですよ」(前出・杏の知人)
今年10月にフランス大使館で開催された『フランス映画祭2021 横浜』にフェスティバル・ミューズとして登場した際、杏は、記者からの「フランスに住みたいですか?」という質問に「はい、そうですね」と笑顔で答え、「住んでみると刺激がたくさんありそう。街が違うと気持ちも変わるような気がします」とも語っていた。こちらの発言はあながちリップサービスではなかったらしい。
「実は来年の夏クールでドラマ出演が決まりそうで、それを最後に渡仏するのかもしれません。子供たちがある程度大きくなるまでは、フランスでできる仕事を探していくつもりなのでしょう。そうなれば、東出さんと会うことは難しくなる。移住宣言は、“私と子供たちの人生に、あなたはもう必要ない”という東出さんへの痛烈なメッセージなのでしょう」(前出・杏の知人)
もしかすると、YouTubeチャンネルとInstagramアカウント開設は、「フランスに移住してもファンに近況を伝えられるように」という考えによるものかもしれない。杏は自分と子どもたちの未来に向かって着々と動き出している。