ヘア&メイクアップアーティスト山本浩未さんが、オトナのための美容情報を紹介。今回は、爪表面を滑らかにするブロック型やすりを教えていただきました。
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大人になると爪にも年齢が表れて、表面が凸凹したり縦じわができたりします。表面が荒れた爪にネイルを塗ってもガタガタになるし、ツヤもキレイに出ない……。ネイルサロンに行けば整えてくれますが、サロンにもそうは通えませんよね。手元は頻繁に目に入るので気になっていたら、セルフでネイルサロンの仕上がりが簡単にできるグッズがありました。
KOBAKOの『ブロックバッファー』は、粗さが違う4面のブロック型バッファー。番号順にこすっていくだけで、爪の表面を滑らかにしてツヤを出してくれます。爪の表面にツヤを出す「爪磨き」を使ったことがある人はいるかもしれませんね。これは爪磨きみたいにピッカピカにはなりませんが、いい感じのツヤが出るんです。
番号順に使っていくだけ、というわかりやすさもポイント。私が使うときのイメージは、まず、1番の粗い面で表面の凸凹が目立たなくなるくらいざっと爪の表面を削ります。次に2番で滑らかにしたら、3番は表面の仕上げ、4番で磨く感じ。
二段階くらいで完成させる爪用やすりはわりとありますが、4ステップなので、薄くもろくなった大人の爪を傷めないのもいいところ。一見、面倒そうですがこする程度がわかりやすいし、一面にかける手間が少ないので、実は手軽なんです。一度整えれば、2か月くらいは滑らかさが続きますよ。
冬に向かってお肌同様、爪も乾燥しやすくなるので、お手入れの後は潤い補給を。角質が厚い爪まわりは、ハンドクリームだけだとちょっと足りないので、オイルやバームを足すのがおすすめです。表面が滑らかなら素爪でもキレイだし、ネイルを塗っても仕上がりが違います。よく言われますが、年齢は手に表れます。爪にちょっとツヤがあるだけで若々しく見えるし、自分の気持ちもアガりますよ!
【プロフィール】
山本浩未(やまもと・ひろみ)/ヘア&メイクアップアーティスト1964年生まれ。「今すぐ実践できる」を発信する、メイクの第一人者。
※女性セブン2021年11月25日号