日本中の注目が集まる中で、ついに小室眞子さんと圭さんの「新婚渡米」が完遂された。
ニューヨークの玄関口であるジョン・F・ケネディ国際空港に降り立ち、アメリカの大地を踏んだ眞子さんは満面の笑みをたたえていた。11月14日、12時間半の長いフライトを終え、眞子さんと圭さんがついにアメリカに渡った。
荷物を持って歩くふたりの両脇は、見るからに屈強そうなニューヨーク市警の警官が眼光鋭く固めている。一般客とは異なるルートを通り、迎えの車に乗り込んだ。
日本を発つ日の朝、小室夫妻が仮暮らしをした高級マンションにハイヤーが止まったのは朝8時前のことだった。報道陣や一般人が詰めかけ、上空ではヘリが旋回する。20人以上の警察官が周囲を警戒する中、ふたりは車に乗り込んだ。その車が羽田空港に到着したのは8時40分頃。一般客が並ぶ保安検査場などには向かわず、空港職員の先導で「貴賓室」へと案内された。
「一般の利用客は、コロナの影響で、保安検査や出国手続きなどに普段より時間がかかるため、かなり早めに空港に到着しないといけない状態が続いています。ですが、小室夫妻はそういった面倒はすべてスルーできました。そもそも、貴賓室は皇族や諸外国のVIPのために使われる場所です」(皇室記者)
取得したての赤いパスポートを手に、長い髪を下ろし、紺のゆるりとしたトップスに黒のワイドパンツを合わせた眞子さんと、襟元にノルディック柄の入ったジップアップのニットから『スター・ウォーズ』の悪役キャラクター「ダース・ベイダー」をチラ見せさせた小室さんは、すべての乗客の搭乗後に、悠然と貴賓室を出て機内に乗り込んだ。離陸のわずか20分前のことだ。集まった報道陣には目もくれずに歩を進めた小室さんだったが、最後、飛行機の通路に向かうエスカレーターで報道陣を一瞥した。
搭乗したのはビジネスクラス。一般客と接触しないよう、複数の乗務員が通路に壁のように立ちはだかったという。機内での夫妻の様子はどうだったのか。乗り合わせた乗客に話を聞いた。
「トイレに立っただけなのに、乗務員の視線が飛んできて少し怖かったですね。ビジネスクラスは席に簡易な扉があり、通路からは目隠しになりますが、小室さんたちは終始閉めっぱなしで、トイレに立つことも極力控えているようでした。ビジネスクラスのシートは、フルフラットで完全に横になれるタイプ。約12時間、扉を閉め切り、ふたりで会話することもなく、じっとこもっていたようです」
※女性セブン2021年12月2日号