スポーツ

ヤクルト高橋奎二 CS最中に起きていた「妻・板野友美の記事削除騒動」

球界でも話題の夫婦対する報道で、騒動(時事通信フォト)

球界でも話題の夫婦(時事通信フォト)

 11月20日からオリックスとの日本シリーズに臨むヤクルト。高津臣吾監督は1戦目に奥川恭伸(20)、2戦目に高橋奎二(24)と、今季台頭した若手2人を先発させる予定だ。高橋は今年1月に元AKB48の板野友美(30)と結婚し、10月には第一子が誕生したばかり。グラウンド内外で話題を集めるだけに、ヤクルトのみならずメディアにとっても救世主と言える選手だが、夫婦についての記事を巡って一騒動が起きていた。

 11月11日、巨人とのクライマックスシリーズ(CS)2戦目に先発した高橋は6回無失点、8奪三振と力投し、巨人のエース・菅野智之(32)との投げ合いを制した。試合後のヒーローインタビューでは、観戦に訪れていた板野について話を振られると「無事に子供もできて、2人で切磋琢磨して頑張っているのでいい結果になって本当によかったです。(家族は)宝物です」と、満面の笑顔を見せた。SNS上には中継を見たファンから〈ともちんきてたのか〉〈めっちゃ惚気るやん〉と、祝福のコメントが相次いだ。
 
 板野は結婚後初の球場観戦だったこともあり、スポーツ紙各紙は〈ヤクルト高橋がお立ち台で妻の板野友美に手を振り「宝物です」と叫ぶ〉〈板野友美も応援来た〉とタイトルに板野の名前を出して、ネットで速報した。

 だが、現在、これらの記事はいずれも削除されるか、タイトルと内容が変更されている。理由についてスポーツ紙デスクが語る。

「球団職員から連絡があり、各社一斉に記事を取り下げたと聞いています。残っている記事もタイトルと文章から板野さんに関する記述を削除しています。球団からの“お願い”については知っていたものの、正直、テレビで流れたヒーローインタビューを報じるくらいは許してくれるかと思ったんですが……」

 球団からの“お願い”とは何か。キー局スポーツ担当が解説する。

「今年のシーズン開幕前に、各メディアの記者は球団から“高橋投手に関する報道には板野さんの名前を出さないように”と内々に言われていたんです。その直前に、あるスポーツ紙が高橋投手の特徴をAKB48の代表曲『ヘビーローテーション』の歌詞に絡めて記事にしていたので、担当記者界隈では“あの記事が球団の怒りを買ったからでは”と、もっぱらです」

関連記事

トピックス

「ミスタープロ野球」として広く国民に親しまれた長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
《“ミスター”長嶋茂雄さん逝去》次女・三奈が小走りで…看病で見せていた“父娘の絆”「楽しそうにしている父を見るのが私はすごくうれしくて」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ犯から殺人犯に》「生きてたら、こっちの主張もせんと」八田與一容疑者の祖父が明かしていた”事件当日の様子”「コロナ後遺症でうまく動けず…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「本人にとって大事な時期だから…」中居正広氏の実兄が明かした“愛する弟との現在のやりとり”《フジテレビ問題で反撃》
NEWSポストセブン
デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止に…(時事通信フォト)
【デフリンピック半年前の騒動】デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止「監督は聴覚障害に理解があるはずでしたが……」 ろう者サッカー協会が調査へ
NEWSポストセブン
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督からのメッセージ(時事通信フォト)
《長嶋茂雄さんが89歳で逝去》20年に及んだ壮絶リハビリ生活、亡き妻との出会いの場で聖火ランナーを務め「最高の人生」に
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」中居正広氏の“捨て身の反撃”に実兄が抱く「想い」と、“雲隠れ状態”の中居氏を繋ぐ「家族の絆」
NEWSポストセブン
今年3月、日本支社を設立していたカニエ・ウェスト(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストが日本支社を設立していた》妻の“ほぼ丸出し”スペイン観光に地元住人が恐怖…来日時に“ギリギリ”を攻める可能性
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《子どもの性別は明かさず》小室眞子さんの第一子出産に宮内庁は“類例を見ない発表”、守谷絢子さんとの差は 辛酸なめ子氏「合意を得るためのやり取りに時間がかかったのでは」
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン