日本の朝食はなんと言ってもお米。納豆で1日を始める人も多いでしょう。美食の達人たちが、絶品納豆を紹介します。
●『雪割納豆 かんずり入り』ゆきんこ 150g 378円
伝統発酵調味料・かんずりを加えて発酵熟成。
「しょうゆがいらないくらい、納豆の味だけで充分おいしい。他の納豆に卵は入れないのですが、この納豆には合います。山形の『つや姫』や『雪若丸』と相性よし」(分とく山 店主・野崎洋光さん)
●『いばらき 農家の納豆』菊水食品 30g×6個 1847円
茨城産の4〜6種類の大豆を、その特性に合わせた製法で納豆に。
「茨城の農家さんが育てた違う品種の納豆が味わえ、パッケージもかわいい」(料理研究家・しらいのりこさん)
●『茨城県産大粒たちながは わら納豆』天狗納豆 70g×2個 648円
わらが納豆の水分を適度に吸収し、豆の1粒1粒に旨みが凝縮。濃厚な風味と歯ごたえが楽しめる。
「納豆は、豆本来の味が楽しめるわらに包まれた大粒を選んでいます」(料理研究家・瀬尾幸子さん)
●『十勝の息吹 ひきわり2P』登喜和食品 40g×2個 183円
北海道産の『とよみづき大豆』を使用。仕込み直前に大豆をカットするため、雑味がなく爽やかな味わいに。
「納豆はひきわり派。この納豆はくせがなく食べやすいので、毎日食べています」(料理家・ワタナベマキさん)
●『大粒納豆 鶴の子』二代目福治郎 30g×2個 594円
「大豆の王様」と呼ばれる北海道産『鶴の子大豆』を100%使用。
「人に贈っても喜ばれます」(お取り寄せ生活研究家aiko*さん)
「ここの納豆はどれも大豆の旨さをしっかり味わえます」(「銀座小十」主人・奥田透さん)
【プロフィール】
野崎洋光さん/『分とく山』店主。日本料理の名店『分とく山』は、おせちデリバリーや料理教室も人気。
しらいのりこさん/新刊『しらいのりこの絶品! ご飯のおとも101』(NHK出版)を12月18日に発売予定。
瀬尾幸子さん/米は文化鍋で炊くのがこだわり。著書に『つまみでおかず』(家の光協会)など多数。
ワタナベマキさん/グラフィックデザイナーから料理家へ。近著は『ワタナベマキの台湾食堂』(KADOKAWA)。
aiko*さん/毎日のようにお取り寄せを楽しみ、お取り寄せ情報をブログ、雑誌、セミナーなどで発信中。
奥田透さん/『銀座 小十』主人。2003年に銀座にオープン。日本料理を世界に広めるべく、2013年にはパリにも『OKUDA』を開店。
撮影/玉井幹郎 取材・文/青山貴子
※女性セブン2021年12月2日号