TOKIOの元メンバー・山口達也の長男であるShotaro (笑大郎)が日本時間11月21日、ハワイ発の6人組ボーイズグループ・CROSSING RAINのメンバーとしてデビューコンサートを行った。
CROSSING RAINは、“世界中の人々をアロハの精神で癒し、愛と希望のメッセージを音楽とダンスを通じて発信するハワイ初のボーイズグループ”。Shotaroはダンサー/ボーカルとしてグループに参加している。TOKIOという超人気グループのメンバーだった父親を持つShotaroだが、決して“なるべくしてアイドルになった”わけではない。
整ったルックスこそ父親譲りとはいえ、デビューコンサートを終えて更新したInstagramでは〈このグループに入った時、ダンスはハワイに来てから始めたので2年位のキャリアしかありませんでした。歌も歌ったことがなくて声変わり中で本当に不安でした〉と心境を吐露しており、Shotaroはデビューに際して大きな不安を抱えていたようだ。
まだ13歳ながら、歩んできた人生も波乱万丈そのものだった。Shotaroが3歳のときに父親である山口達也が無免許運転で書類送検。2016年に両親が離婚し母親であるA子さんと暮らしていたところ、2018年に山口が自宅に呼び出した女子高生にキスを迫るなどのわいせつな行為を働いたとして書類送検された(後に起訴猶予処分)。これが原因で日常生活に支障をきたすようになったA子さんとShotaroの母子はハワイへ移住する。しかし、南国で平和に暮らせるかと思った矢先、今度は金銭トラブルに巻き込まれてしまう。
「ハワイに移住後、A子さんは詐欺被害に遭い、貯金の8割が消えてしまったそうなんです。彼女は離婚の慰謝料は拒否していたし、養育費も山口さんの事件後は支払われていたかどうか……異国の地で経済的に苦しい中、女手一つで子供を育てていくことになったのです」(ハワイ在住のA子さんの知人)
さらにA子さんは胸に腫瘍ができ切除手術を受けるなど、体調のトラブルもあった。そんな母親を支えていたのがShotaroだったのだ。