11月の少し肌寒くなった昼間、都内の住宅街で、子供と車を待つ佐々木希(33才)は、タートルネックのニットにタイトなブラックデニムという、テレビでは見せないカジュアルな服装だった。
ほどなくしてやってきた夫のアンジャッシュ渡部建(49才)が運転する車の屋根には、アウトドアグッズが入るルーフバッグが積まれている。
3日後、佐々木はインスタグラムに、「フェザースティックに挑戦。永遠に作っていたい作業 笑」と綴り、テントをバックに、ナイフで薪を削っている写真を公開した。
「フェザースティックとは、薪を削り鳥の羽根(フェザー)のように毛羽立たせて、火を付けやすく加工したものをいいます。言わば“自然の着火剤”。佐々木さんは、親子水入らずのキャンプを楽しんだのでしょう。キャンプに行き慣れている様子がうかがえますね」(芸能関係者)
どちらかと言えばアウトドアのイメージがない佐々木だが、昨年10月にもインスタグラムに「富士山を見ながらキャンプ」と焚き火や、バーベキューの写真を公開していた。
「このときはステーキやアヒージョなどのキャンプめしの写真もアップし、ファンから“おいしそう!”などの声があがっていました。家族でキャンプに行くのは、切実な事情もあるのだと思います」(前出・芸能関係者)
その事情とは、昨年6月の不倫報道以後、いまだに復帰の目処が立たない夫・渡部に関するものだろう。かつては芸能界一のグルメ王と知られた渡部だが、最近、外食はほとんどできていないという。
「渡部さんは料理をしないので、佐々木さんが作るしかない。渡部さんの代わりに一家の大黒柱になった佐々木さんは仕事に追われ、毎日料理を作ることも難しい。かといって人目があるので外食も行きにくい。こうして人の目を避けて息抜きできる場所が、キャンプなのでしょう。佐々木さんはキャンプめしもお手の物で、絶品料理が並ぶようです」(前出・芸能関係者)
思えば、不倫報道直後から、夫婦の関係悪化が報じられ続けてきた。この秋も、3月に佐々木が約4億円のマンションを一括購入したことを理由に、「長男も幼稚園から高校までの一貫校に入って、いよいよ離婚は秒読み段階」と、一部で報道された。だが、堅実に二人三脚で子育てをしているようだ。
佐々木を知るヘアメイクが明かす。
「むしろ仕事復帰ができない渡部さんが、必然的に主夫業を受け持つことで、佐々木さんは9月の出演舞台で大阪公演にも出張。最近は友達と食事に出掛けたり、先日は故郷の秋田へ里帰りしていました。バリバリと仕事をこなして、自由な時間も得られて、いまはいい流れなのだと思います。佐々木さんは、“(渡部が)復帰したら、また遊ぶかも”と危惧さえしているので復帰は急いでいないようです」