国内

「週刊ポスト」本日発売! 変わりゆく「令和の性教育」ほか

 11月29日発売の「週刊ポスト」は、いまや世界一の「コロナの優等生」となった日本で、しかし看過できない、見逃してはいけない重大問題と注目のスクープを満載した師走のスペシャル号。激動の2021年も残すところ1か月になったが、政治も経済も、芸能界もスポーツ界もいよいよ慌ただしく動いている。得する話、腹の立つ話、ちょっと怖い話、そして思わず笑っちゃう話をお届けします。

今週の見どころ読みどころ

◆<怒りの総力特集>政治家に使われた「ムダ金」は国民ひとり2.8万円!
精算さえされない国会議員の「文通費」100万円(月額)を返すの返さないのと騒いでいるが、政治家たちが本音では役得を死守しようとしていることは明らかだ。なぜなら、彼らの役得は文通費どころではないのに、そこに言及する政治家は一人もいないからだ。「文通費だけ返して“改革”してるように見せておけば、他のカネは守れる」と考えているだけなのだろう。本誌は長年の政治取材の蓄積から、政治家たちが税金を貪る役得を洗い出し、その負担が国民ひとり年間2.8万円にも達することを突き止めた。ほんの一部でしかない「超上級・役得層」のために、老若男女すべての国民がこれほどの負担を強いられている!

◆<直撃>議員会館で謎の「ヨガ」を開催する維新議員の奇妙な言い分
総選挙で大躍進した日本維新の会の代議士会会長を務める杉本和巳氏は、「オーム・チャンティング」というヨガにご執心。本人や家族が熱を入れるのは結構だが、秘書や系列地方議員なども巻き込み、ついには秘書が相次いで退職するという事態に……

◆巨人「ゴジラ松井監督」は、もはや叶わぬ夢になったのか
日本ハムの「ビッグボス」新庄監督が球界の話題をさらっているが、盟主・巨人でそれに対抗できる人気者といえば松井秀喜氏しかいない。数年前から何度も噂されては消えてきた松井監督説の裏で何が起きていたのか。球界関係者やOBたちは、「巨人の2大派閥」「重鎮ナベツネ」の存在が、ファン待望の松井・巨人を潰してしまったと証言した。

◆秋篠宮家「次なる難問」 悠仁さまは農大一高なのか筑波大附属なのか
小室眞子さんは順調にニューヨーク生活をスタートさせ、ここ数年、メディアのバッシングを受けてきた秋篠宮家もホッとひと安心の歳末を迎えている……と思いきや、今度は長男・悠仁親王の来春高校進学が周囲をやきもきさせているという。ここにきて農大一高説が有力視され始めた背景には、やはり「眞子さん問題」があるようだ。

◆<カラー大特集>これからの「性教育」の話をしよう
戦後の日本で学校性教育が始まってから70年あまり。その内容は時代とともに様変わりしてきた。年代によっては仰天するような現代の教育内容と、これからの変化を詳報する。後半では、各界著名人が「私が受けた昭和の性教育」の思い出を語る。田原総一朗、石田純一、森永卓郎、井筒和幸、舛添要一の各氏らが、今では考えられないような「純朴な思春期」を回想している。性の目覚め「あるある」の「登り棒」にハマったのは、やっぱりあの人だった(笑)。

◆<緊急警告>首都直下地震を引き起こす「飯田橋隠れ断層」の恐怖
11月19日に首都直下で地震が起きて都民を驚かせたが、実は都内には正式に認定されていない「隠れ断層」がいくつもあるという。専門家によると、そのなかでも危険なのが「飯田橋断層」で、その全長は約7キロ。北は田端駅付近から、南は四ツ谷駅近くまで延びている。その直上には東京ドームや防衛省、迎賓館など防災上、重要な施設が多くある。もしこの断層が大きく動いたら何が起きるのか――。

◆<カラーグラビア>女子ゴルフ「賞金女王レース」2年越しの大熱戦
コロナの影響で2020年ツアーと2021年ツアーが統合され、異例の長期戦となった賞金女王レースは、最後の最後まで上位が大接戦となる歴史に残る熱い戦いとなった。練習にも苦労する2年の間に、稲見萌寧、西村優菜らフレッシュな新星が躍動し、上田桃子や渋野日向子ら実力派も見事に復活した。ファンを熱くさせたヒロインたちの雄姿を振り返る。

◆<庶民の家計に大打撃>「令和の大値上げ」が始まった
世界的な原油価格の高騰やコロナ不況の影響で、生活を取り巻く様々な商品やサービスで値上げが相次いでいる。ガソリン、電気はもちろん、パン、牛肉、冷凍食品、コーヒーなどの食料品など生活の隅々まで影響は及びつつある。全27品目のリストとともに、その理由と値上げ幅などを徹底調査した。

◆<内幕リポート>東芝「3分割解体」を招いた歴代社長たち
日本の「白物家電」の雄だった東芝が、いよいよ解体の危機に瀕している。会社が示した3分割案は大株主の反対もあって先行き不透明だが、そもそもそこまで追い詰められた原因は何だったのか。歴代3社長が会社再建に失敗し、不正経理という拭い難い不祥事を引き起こした企業裏面史を明らかにする。

◆<刮目>100歳まで生きる人の「血の秘密」がわかった
日本の長寿研究の第一人者らが30年にわたって調査してきた「100歳以上の人の特徴」がこのほど明らかになった。特に注目されるのが血液検査でわかる「2つの指標」。長生きの秘訣は「心臓」と「筋肉」にあった――。

◆<仰天インタビュー>「見た目はヤクザ」マル暴刑事の波乱万丈
スキンヘッドに色付きメガネ。見た目はすっかり“そっちの人”だが、実は暴力団から市民を守る正義の味方だったのが、本誌インタビューに応えた元警視庁暴力団担当刑事の櫻井裕一氏だ。大規模な抗争事件から、記憶に新しい凶悪事件まで、同氏が手掛けた事件は数えきれない。そんな櫻井氏が「新宿で飲むなら西口で」と決めている意外なワケとは?

◆<警鐘リポート>ハゲ、ボケ、ED、頻尿の恐れがある薬111種リスト
「クスリの真実」を追うシリーズは、命に関わらないからと見逃されがちな副作用が認められている薬をリスト化。降圧剤や鎮痛剤、糖尿病薬など、使用頻度の高い薬でこうした副作用が起きることがわかった。「歳のせいだから仕方ない」と思っていた症状が、実は薬によって引き起こされていたかもしれない。

※全国の書店、コンビニで絶賛発売中!

関連記事

トピックス

大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
【被害女性Aさんが胸中告白】フジテレビ第三者委の調査結果にコメント「ほっとしたというのが正直な気持ち」「初めて知った事実も多い」
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン
佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
記者会見を行ったフジテレビ(時事通信フォト)
《中居正広氏の女性トラブル騒動》第三者委員会が報告書に克明に記したフジテレビの“置き去り体質” 10年前にも同様事例「ズボンと下着を脱ぎ、下半身を露出…」
NEWSポストセブン
回顧録を上梓した元公安調査庁長官の緒方重威氏
元公安調査庁長官が明かす、幻の“昭和天皇暗殺計画” 桐島聡が所属した東アジア反日武装戦線が企てたお召し列車爆破計画「レインボー作戦」はなぜ未遂に終わったか
週刊ポスト
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
昨年10月の近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、6年ぶりに選抜出場を逃した大阪桐蔭ナイン(産経新聞社)
大阪桐蔭「一強」時代についに“翳り”が? 激戦区でライバルの大阪学院・辻盛監督、履正社の岡田元監督の評価「正直、怖さはないです」「これまで頭を越えていた打球が捕られたりも」
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん(Instagramより)
《美女インフルエンサーが血まみれで発見》家族が「“性奴隷”にされた」可能性を危惧するドバイ“人身売買パーティー”とは「女性の口に排泄」「約750万円の高額報酬」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン