過去の不倫騒動、最近ではコロナ禍での自由気ままな行動などで、世間を騒がせ続けてきた石田純一(67才)。そんな話題に事欠かない石田に振り回されてきた家族の内情について、コラムニストで放送作家の山田美保子さんが綴る。
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印象的な言葉は「パパと会うと緊張してしまう」
「石田サンのところでは、久しぶりに明るいニュースなんじゃないですか?」とは、11月25日、すみれサン(31才)結婚のVTRを受けての『バイキングMORE』(フジテレビ系)MC・坂上忍サン(54才)のコメントでした。
その通りです。この1年半ほど、明るくないニュースの主人公は、誰であろう、家長の石田純一サン(苦笑)。コロナ禍でも自由気ままに動きまわり、自身も感染し、入院もされたのに、懲りずに、会食や県をまたぐ移動を続け、マスクなしで、千鳥足で歩いているところを撮られてしまうこともありましたっけ。
石田サンは、その都度、スポンサーや仕事を理由に挙げ、ワイドショーのコメンテーターの中には、「それが石田サン特有のサービス精神」という論調もあったものでした。
でも、コロナ禍の視聴者や読者の皆さんの多くは怒り心頭で、その都度、『バイキング〜』をはじめ、ワイドショーは長尺で報じ、石田サンがコメンテーターを務めるラジオ番組『斉藤一美ニュースワイドSAKIDORI』(文化放送)には、記者やカメラマンの皆さんが押し寄せました。
それも含め、どんなときにも100%応えてきた石田サンと石田ファミリーは、数々の名場面を芸能史に残してきました。特にラウンド中の石田サンにリポーターが直撃をしたゴルフ場での映像はワイドショー史に残り続ける、忘れられないシーンですよね。
本当は「不倫は文化」とは言っていないし、「文化や芸術が不倫から生まれることもある」と石田サンに説いたのは、川島なお美さん(享年54)だったともいわれています。つまり、受け売りだったにもかかわらず、スポーツ紙の見出しになったことから、ず〜っと、“「不倫は文化」の人”であり続け、すみれサンは公立の学校で「文化の子」と呼ばれていたのだとか。
一方、当時の妻、松原千明サン(63才)もカメラの前で「役者の女房ですから」と余裕の笑みを浮かべた名場面がありました。
でも、おふたりは離婚。松原サンは7才だったすみれサンを連れてハワイに移住されたのです。
一方、石田サンは、当時の恋人とすわ結婚か破局か復縁かと、まだ“匂わせ”という言葉は存在していませんでしたが、何年にもわたってプンプンと匂わせてくださいました。そして、それを見越して、石田サンをイベントゲストに起用する企業やPR会社も後を絶たなかったのです。
某有名人が住んでいた土地に新居を建てる計画もありましたっけね。そこには、モデルというだけでなく、美容や健康面でも一家言もつ恋人が利用しやすいキッチンが作られるとかいう話もあったのです。
が、おふたりは破局してしまいます。あ〜、私はどうして石田サンの“ファミリーヒストリー”をなんの資料も見ずに書くことができるのでしょう。でも、まだまだ続きます。