デビュー25周年コンサートにまつわる、堂本光一(42才)の“告白”が波紋を広げている。自らの影響力は理解していたはず。彼には、どうしても言わなければいけない理由があった──。
「光一くんは元来“ぶっちゃけキャラ”。でも、今回のように怒りがこもったコメントはいままで見たことない。激怒と言っていいかもしれません」
KinKi Kids(以下、キンキ)のファンが、不安そうにそう語るのは、堂本光一による一連の“激怒告白”についてだ。11月19日、キンキが2022年の元日、東京ドームで「KinKi Kids Consert 2022」を開催することを発表した。これはデビュー25周年の記念コンサートでもあり、ファンにとってうれしい発表だった。だが、その日の夜、ジャニーズ事務所の有料ブログに投稿された光一の文章が物議を醸した。
「内容は、いかにして元日コンサートが開催されるに至ったのかを綴ったものでした。もともとキンキの元日コンサートはコロナ禍に加え、東京ドームの改修もあり難しいといわれていたのに、12月30日に『ジャニーズフェスティバル』(以下、ジャニフェス)が東京ドームで開催されると聞き、“話が違うのでは?”と疑問に感じた、というものでした。
結局、光一さんの提案により、ジャニフェスのセットを流用する形でキンキの元日コンサートが実現、という一連の経緯を説明しながらも、端々に彼の怒りを感じたファンは少なくなかった」(芸能リポーター)
光一は翌20日に今度はインスタグラムでインスタライブを行い、そこでもこの話を続けたという。
「(堂本)剛さん(42才)が2017年に患った突発性難聴のことに触れ、“剛くんの耳のこと”もあるので、キンキのコンサートではスピーカーの位置などは配慮を重ねているなどと明かし、ジャニフェスのセットの流用では、そうした配慮が難しくなるのではないかと懸念されていました」(前出・芸能リポーター)
こうした言動から光一が“不満を感じている”“怒っている”という声がファンの間で取り沙汰されているという。異例ともいえる発言をした光一だが、キンキにとって2022年のコンサートは25周年の節目というだけでなく、大きな意味を持っていた──。
キンキはデビュー以来、剛の体調不良により中止になった2018年を除いて、毎年元日にコンサートを開催してきた。元日が誕生日の光一にとっては、ファンからお祝いの言葉をもらうのが毎年の恒例だったが、2021年は新型コロナの影響でコンサート自体が開催できなかった。
「それでもキンキは無観客でコンサートを収録、オンラインで配信しファンの期待に応えようとしました。2022年こそは、という思いで光一さんは早い段階から各方面と調整を重ね、東京ドーム開催に動いていました。キンキは東京ドームで歴代最多となる累計58回の公演を行ってきた。特別な思いもあるはずです」(芸能関係者)