11月19日、KinKi Kids(以下、キンキ)が2022年の元日、東京ドームで「KinKi Kids Consert 2022」を開催することを発表した。これはデビュー25周年の記念コンサートでもあり、ファンにとってうれしい発表だったが、その日の夜、ジャニーズ事務所の有料ブログに投稿された光一の文章が物議を醸した。
光一は元日コンサート開催に至るまでの一連の経緯を綴ったものだった。もともとキンキの元日コンサートはコロナ禍や東京ドームの改修もあり難しいとされていた。しかし、12月30日に『ジャニーズフェスティバル』(ジャニフェス)が東京ドームで開催されると聞き、光一は“話が違うのでは?”と感じたという。そして、光一の提案により、ジャニフェスのセットを流用する形でキンキの元日コンサートが開催されることになったというのだ。
そのブログに投稿された文章は、端々に怒りが感じられるものであり、光一のジャニーズ事務所退所の可能性に言及するメディアもあった。しかし、内情を包み隠さず伝えたことで、ファンの心にあったモヤモヤも晴れ、今回の光一の告白は好意的に受け入れられるようになったという。
いまでは、光一も疑問が晴れたのか、年末年始のコンサートの準備に余念がない。12月1日には、キンキが大晦日に行われる『ジャニーズカウントダウン2021-2022』(以下、カウコン)のMCを務めることが発表され、わだかまりは完全に溶けたとみられている。
「ジャニフェスの総合演出が松本(潤)さん(38才)だったという点も見逃せません。キンキがジャニフェスから、カウコンMC、さらに元日と3日連続でドームで歌うという異例の対応が、迅速に決まったのは松本さんの存在が大きかったと思います。近年、光一さんと松本さんは急接近し、かなり近い存在になっているようです」(芸能関係者)
嵐はもともとキンキのバックダンサーを務めるなど、松本にとって光一は憧れの先輩でもあった。
「2人はキンキがデビューした1997年に、ドラマ『僕らの勇気 未満都市』(日本テレビ系)で共演するなど、古くから接する機会はありましたが、当時はあくまで先輩と後輩という間柄でした。ですが、松本さんがプロデュース業など“裏方”にも目覚め始めた近年、舞台での演出経験も豊富な光一さんと話す機会が急激に増え、いまでは2人っきりで食事に行くほどの仲になりました」(テレビ局関係者)