米国ニューヨークでの新婚生活が、もうすぐ1か月となる小室圭さん(30才)と眞子さん(30才)。小室さんの母・佳代さんと元婚約者の金銭トラブルも解決して、全ての問題は解決したかに見えるが、もう1つ懸念されていることがあった。「ビザ問題」である。
中南米などからの移民も多い米国では、ビザ問題は複雑だ。米国の移民事情に詳しいジャーナリストは「現在の小室さんは、就労ビザではなくてOPTビザだと見られています。その場合は、来年5月で期限が切れてしまいます。勤務する弁護士事務所のバックアップが無いと就労ビザの取得は難しく、来年2月のニューヨーク州の司法試験に合格することは、そのスポンサードの条件に入っているのではないでしょうか」と解説する。
小室さんが現在使用中とみられるOPTビザとは、学生ビザによる留学で大学を卒業した後、ワークパーミット(労働許可証)を申し込んで、そのまま米国で専門分野の実務トレーニングを行えるビザだ。この制度を使って、大学卒業後の1年間は、米国に滞在して働くことができる。フォーダム大学を卒業したのが今年5月なので、期限は来年5月までというわけだ。
一方で、眞子さんがニューヨークの博物館に就職して、その配偶者ビザを小室さんが取得するという可能性も指摘されている。
眞子さんは、11月の渡米の際のビザも異例の速さで取得できていた。一般的には約2か月かかるところを、結婚からわずか2週間だったとも報じられた。眞子さんが、取得手続きの一環の米国大使館での面接に足を運んだという情報もなく、ゆえに“ロイヤルファミリーの特権”などと指摘する声も出ていた。しかし、あるベテラン皇室ジャーナリストは、米国では同じようにはいかないのではと、危惧している。
「日米の政府間で特別なやりとりがされていない限りは、東京の在日米国大使館ではなく、米国本土の移民局で取得する就労ビザや永住権(グリーンカード)では、“皇室特権”も通用しないのではと見られています。昨今、米国は就労ビザの取得が難しくなっていますので、簡単にはいかないでしょう」
11月30日の56才の誕生日会見で、眞子さんの父・秋篠宮さまは、小室さんのことを名前では呼ばずに「夫の方」、「娘の夫」と表現。父としての複雑な心境、そして小室夫妻との距離感がにじみ出ていた。「渡米して1年たらずで夫婦で日本に帰国して生活するのは、ご夫婦も本意ではないでしょう」(前出・ベテラン皇室ジャーナリスト)