ライフ

「サステナ片付け」なら汚部屋へリバウンドなし!? 洗濯物の山が消える簡単メソッド

洗濯の山はどう解消する?

洗濯の山はどう解消する?(エッセイ漫画『サステナ片付けできるかな?』より)

 最近、よく耳にする「サステナブル」というワード。持続可能という意味だが、これを家の片付けで実践し、体験レポートをまとめたコジママユコ氏のエッセイ漫画『サステナ片付けできるかな?』が話題だ。

「小さい頃から片付けが苦手」だったというコジマ氏が、整理収納アドバイザーの松田さんの指南を受けながら「サステナ片付け」を実践し成長していく姿は、片付けに苦手意識をもっている多くの人たちの共演を得ている。

続けられるルールを決める「サステナ片付け」

 一念発起して散らかった部屋を片付けても、無理をすれば続かず、また部屋が散らかって同じ苦労をすることになる。そこで、“持続可能なルール”を決めて片付けを習慣化することで汚部屋へのリバウンドを防ぎ、生活しやすい空間をキープすることを目的としたのが「サステナ片付け」である。

 その一例として、同書でも解説されている、誰でも簡単に実践できる洋服の収納術について紹介する。

3つの工程を省略して洋服の片付けをサステナブルに!

 洗濯物をタンスにしまうまでに、取り込む、仕分ける、畳むという工程がある。それが億劫で、取り込んだ服が山積みになった“せんたく塚”ができてしまうというコジマ氏。

“片付けとは、モノの住所を決めること”と学んだコジマ氏が実践したのは、できるだけ工程を省いて収納する場所を決める方法だ。

ハンガーごと収納

 取り込んだ洗濯物必ずしも畳んでしまう必要はない、という発想の転換で、よく着る服は吊るしたまま収納する。

「洗濯して干して、ハンガーのまま持ってきて、ポールにかけておくだけです。これですごく楽になりました」(コジマ氏・以下同)

 服を俯瞰して見ることができるので、コーディネートが楽になり、タンスの奥で忘れられてしまう服がなくなるというのもメリットと言える。

一時物入れを作る

 もっと頻繁に着る服なら、すぐ着るので畳まなくてもOK。持ち主ごとにカゴを用意して、ハンガーから外した洋服をそこに入れるだけで、“せんたく塚”ができるのを防ぐことができる。

「自宅全体を見渡しても、今までどこかしらにあった“せんたく塚”がない状態で、心が軽くなりました。『ああ、たたまなきゃ……』と宿題を残しているような気分だったのが、なくなったんです」

すぐ洗濯しない服にも応用できる

 カーディガンなど、着る度に洗濯をしない衣類も山積みになりがち。そんな洋服も、専用のカゴを用意して“モノの住所”にすれば、脱いだら投げ込むだけ。消臭スプレーをかけたいものは、吊るして収納するスペースを確保するのがおすすめだ。

心の負担を減らして続ける「サステナ片付け」

 コジマさんの心の負担となっていた目の前の“せんたく塚”をなくすために必要だったのは、簡単なルーティン。心の負担を減らすことaが「サステナ片付け」成功のカギといえそうだ。

◆コジママユコ
マンガ作家、北海道出身。マンガ好きとして幼少期を過ごす。当時一番好きだった作品は『こどものおもちゃ』。2015年頃より、webを中心としてエッセイマンガ・ストーリーマンガの発表を始める。好きな食べ物はみかん。「寒くなってきた最近、1日2つはみかんを食べて過ごしています」。

◆『サステナ片付けできるかな?』
片付けが苦手な作者・コジマさんが、なんとか自宅の片付けをマスターしていく「お片付け」エッセイ。サステナ片付け=リバウンドしない、キレイが続く片付け法のこと。この方法で片付けておけば、散らかっても秒で元通りに!

『サステナ片付けできるかな』より

『サステナ片付けできるかな?』より

『サステナ片付けできるかな』より

『サステナ片付けできるかな?』より

『サステナ片付けできるかな』より

『サステナ片付けできるかな?』より

『サステナ片付けできるかな』より

『サステナ片付けできるかな?』より

『サステナ片付けできるかな』より

『サステナ片付けできるかな?』より

『サステナ片付けできるかな』より

『サステナ片付けできるかな?』より

関連記事

トピックス

異例のツーショット写真が話題の大谷翔平(写真/Getty Images)
大谷翔平、“異例のツーショット写真”が話題 投稿したのは山火事で自宅が全焼したサッカー界注目の14才少女、女性アスリートとして真美子夫人と重なる姿
女性セブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(写真は2019年)
《体調不良で「薬コンプリート!」投稿》広末涼子の不審な動きに「服用中のクスリが影響した可能性は…」専門家が解説
NEWSポストセブン
いい意味での“普通さ”が魅力の今田美桜 (C)NHK 連続テレビ小説『あんぱん』(NHK総合) 毎週月~土曜 午前8時~8時15分ほかにて放送中
朝ドラ『あんぱん』ヒロイン役の今田美桜、母校の校長が明かした「オーラなき中学時代」 同郷の橋本環奈、浜崎あゆみ、酒井法子と異なる“普通さ”
週刊ポスト
現役時代とは大違いの状況に(左から元鶴竜、元白鵬/時事通信フォト)
元鶴竜、“先達の親方衆の扱いが丁寧”と協会内の評価が急上昇、一方の元白鵬は部屋閉鎖…モンゴル出身横綱、引退後の逆転劇
週刊ポスト
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された
〈不倫騒動後の復帰主演映画の撮影中だった〉広末涼子が事故直前に撮影現場で浴びせていた「罵声」 関係者が証言
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”川崎春花がついに「5週連続欠場」ツアーの広報担当「ブライトナー業務」の去就にも注目集まる「就任インタビュー撮影には不参加」
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
広末涼子、「勾留が長引く」可能性 取り調べ中に興奮状態で「自傷ほのめかす発言があった」との情報も 捜査関係者は「釈放でリスクも」と懸念
NEWSポストセブン
筑波大の入学式に臨まれる悠仁さま(時事通信フォト)
【筑波大入学の悠仁さま】通学ルートの高速道路下に「八潮市道路陥没」下水道管が通っていた 専門家の見解は
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
《事故前にも奇行》広末涼子容疑者、同乗した“自称マネージャー”が運転しなかった謎…奈良からおよそ約450キロの道のり「撮影の帰り道だった可能性」
NEWSポストセブン
長浜簡易裁判所。書記官はなぜ遺体を遺棄したのか
【冷凍女性死体遺棄】「怖い雰囲気で近寄りがたくて…」容疑者3人の“薄気味悪い共通点”と“生活感が残った民家”「奥さんはずっと見ていない気がする」【滋賀・大津市】
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン