芸能

唐田えりか「いいように変えていく」映画専門書で語った現在の心境

映画『寝ても覚めても』でカンヌ国際映画祭に出席した唐田えりか(時事通信フォト)

映画『寝ても覚めても』でカンヌ国際映画祭に出席した唐田えりか(時事通信フォト)

 女優の唐田えりか(24)の最新ショットが、12月8日に所属事務所フラームの公式Instagramで公開された。来年公開予定の映画『死体の人(仮)』に出演することが決定し、いよいよ女優業を再開する。唐田は公式のSNSアカウントを持っていないため、近況を知る手段は限られているが、きっと多忙な日々を過ごしていることだろう。昨年1月に東出昌大(33)との不倫が発覚してから休業を余儀なくされていたが、所属事務所での内勤を経て、ようやく“禊”を終えたということか。

「不倫騒動の中で、唐田さんはInstagramアカウントを削除しました。東出昌大さんの写真をアップしていたのが“匂わせ”だと炎上してしまったのです。現在はフラームが公式Instagramに唐田さんの写真をたまにアップし、彼女の近況を伝えているような状況です。たまに写真を公開するのは、完全復帰に向けた観測気球的な面もあるのかもしれません」(芸能記者)

 映画の撮影は、10月上旬からスタートしているという。そんななか、9月8日に出版された書籍『相米慎二という未来』(東京ニュース通信社)のなかで、唐田は故・相米慎二監督についてのインタビューに応えていた。

「映画ファンにはたまらない一冊です。亡くなった相米監督は『セーラー服と機関銃』など多くの名作を残しており、多くの名優を育てた監督でもあります。同書では佐藤浩市さんや小泉今日子さん、浅野忠信さんなど、相米さんと関係ある多くの俳優たちが相米監督にまつわる数々のエピソードを披露しています」(映画ライター)

 では、唐田はどういった発言をしていたのだろうか。

「相米監督の『ラブホテル』という作品の魅力に触れているのですが、同作のワンシーンを引き合いに『不倫相手との電話で、もう切れているのに電話に思いを吐露してたところは、かなりグッときました』と語るなど、意味深長に感じられる発言も多く、映画業界ではひそかに話題になっていました。

 このインタビューが行われたのは今年の6月以降です。書籍の発売が9月ということを考えると、唐田さんが女優業再開に向けて本格的に動き出したであろうタイミングとも重なります。同書では演技への思いなども真摯に語っていますが、不倫騒動の総括とか、今後の所信表明も兼ねていたのではないかと勘ぐってしまいます」(前出・映画ライター)

 インタビューでは、唐田が“人生観”をこのように語る場面もあった。

〈経験で学ぶしかないんですよね。人生のタイミングって。たとえ悪いことも、いいように変えていくしかないんじゃないか。結果、いいものにできたら。ぼんやり、そんなことを思ったりしますね。本当に、人が人を変えてしまうんだなって。人との出会いは大事なんだなと〉

 たしかに東出との出会いによって、唐田の女優としてのキャリアは一変した。一方で、元カレである東出は、仕事を続けている。徳川慶喜役を演じた大作映画『峠 最後のサムライ』が来年公開予定で、気鋭の劇団「東京夜光」の舞台に出演することも決定した。さらに今年10月には、20代後半の一般人女性との熱愛が報じられたばかり。公私ともに充実しているようだ。

 同じ不倫した側である東出と比べて、なんだか貧乏くじを引かされたような印象もある唐田。それでも「悪いことも、いいように変えていく」精神で、女優業に真摯に取り組んでいくのだろう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン