芸能

いじめ発覚五輪辞任の小山田圭吾「幻のライブ映像」をひっそり配信していた

2018年ロンドンでの小山田圭吾(dpa/時事通信フォト)

五輪開会式の作曲担当を辞任した小山田圭吾(写真は2018年ロンドンで撮影。dpa/時事通信フォト)

 過去の“障害者いじめ”が発覚し、7月19日に五輪開会式の作曲担当を辞任した小山田圭吾(52)。出演予定だった音楽ライブや楽曲担当を務めていた『デザインあ』などの番組は全て休止。表舞台から姿を消したが、ここにきて動きがあった。小山田が所属するバンド『METAFIVE(メタファイブ)』から、辞任直後の7月26日に撮影されたライブ映像が、11月にひっそり配信されていた。

「11月20日から4日間にわたって配信されました。7月26日は本来有観客の自主ライブが予定されていたのですが、騒動の影響で中止となっていた。映像は無観客のものとなっており、“幻のライブ映像だ”とファンの間で大いに盛り上がりました。

 配信ライブのチケットには、8月に発売が中止になったアルバム『METAATEM』の入手特典も付属されていた(12月下旬に配布予定)。9月上旬の『週刊文春』の取材では今後の活動について“本当に白紙です”と答えていましたが、“そろそろ時効”という判断なのでしょう」(芸能関係者)

 METAFIVEのレーベル会社であるワーナーミュージック・ジャパンに聞くと、「現在METAFIVEは取材を控えさせていただいております」とのことだった。

 ライブでの小山田氏の様子はどうだったのか。

「青を基調とした衣装に身を包み、いつも通りうつむきながら淡々とプレーしていました。MC部分も、小山田が言葉を発する機会はなかった。

 いつもと違った点を挙げるとすれば、帽子を被っていなかったこと。小山田といえば90年代のファッションリーダー的存在で、ハットを被ってギターを弾くのがひとつのスタイルだった。彼なりの“謝意”の表われだったのかもしれません」(配信を見た芸能関係者)

 謹慎の解除は、予想以上に早かった。

※週刊ポスト2022年1月1・7日号

関連記事

トピックス

「ミスタープロ野球」として広く国民に親しまれた長嶋茂雄さん(時事通信フォト)
《“ミスター”長嶋茂雄さん逝去》次女・三奈が小走りで…看病で見せていた“父娘の絆”「楽しそうにしている父を見るのが私はすごくうれしくて」
NEWSポストセブン
指名手配中の八田與一容疑者(提供:大分県警)
《ひき逃げ犯から殺人犯に》「生きてたら、こっちの主張もせんと」八田與一容疑者の祖父が明かしていた”事件当日の様子”「コロナ後遺症でうまく動けず…」
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「本人にとって大事な時期だから…」中居正広氏の実兄が明かした“愛する弟との現在のやりとり”《フジテレビ問題で反撃》
NEWSポストセブン
デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止に…(時事通信フォト)
【デフリンピック半年前の騒動】デフサッカー男子日本代表が異例の活動中止「監督は聴覚障害に理解があるはずでしたが……」 ろう者サッカー協会が調査へ
NEWSポストセブン
長嶋茂雄・巨人軍終身名誉監督からのメッセージ(時事通信フォト)
《長嶋茂雄さんが89歳で逝去》20年に及んだ壮絶リハビリ生活、亡き妻との出会いの場で聖火ランナーを務め「最高の人生」に
NEWSポストセブン
中居正広氏の兄が複雑な胸の内を明かした
「兄として、あれが本当にあったことだとは思えない」中居正広氏の“捨て身の反撃”に実兄が抱く「想い」と、“雲隠れ状態”の中居氏を繋ぐ「家族の絆」
NEWSポストセブン
今年3月、日本支社を設立していたカニエ・ウェスト(時事通信フォト)
《カニエ・ウェストが日本支社を設立していた》妻の“ほぼ丸出し”スペイン観光に地元住人が恐怖…来日時に“ギリギリ”を攻める可能性
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《子どもの性別は明かさず》小室眞子さんの第一子出産に宮内庁は“類例を見ない発表”、守谷絢子さんとの差は 辛酸なめ子氏「合意を得るためのやり取りに時間がかかったのでは」
NEWSポストセブン
現在、闘病中の西川史子(写真は2009年)
《「ありがとう」を最後に途絶えたLINE》脳出血でリハビリ中の西川史子、クリニックの同僚が明かした当時の様子「以前のような感じでは…」前を向く静かな暮らし
NEWSポストセブン
指定暴力団山口組総本部(時事通信フォト)
六代目山口組の新人事、SNSに流れた「序列情報」 いまだ消えない「名誉職」に就任した幹部 による「院政説」
NEWSポストセブン
元女子バレーボール日本代表の木村沙織(Instagramより)
《“水着姿”公開の自由奔放なSNSで話題》結婚9年目の夫とラブラブ生活の元バレーボール選手の木村沙織、新ビジネスも好調「愛息とのランチに同行した身長20センチ差妹」の家族愛
NEWSポストセブン
宮城野親方
何が元横綱・白鵬を「退職」に追い込んだのか 一門内の親しい親方からも距離置かれ、協会内で孤立 「八角理事長は“辞めたい者は辞めればいい”で退職届受理の方向へ」
NEWSポストセブン