2021年の初めに芸能界を激震させたスキャンダルが、フリーアナウンサー・小川彩佳(36)の元夫、豊田剛一郎氏(37)の不倫騒動だ。
『週刊文春』(2月4日号)が、豊田氏と一般人女性の不倫をスクープ。報道を受け、豊田氏は自身が立ち上げた医療系IT企業『メドレー』の代表を辞任した。
「小川アナは変わらず『news23』(TBS系)のMCを続け、気丈な姿が視聴者の同情を買いました。報道直後に2人は別居し、7月には離婚が成立しています。1歳の子供の親権は小川アナが持つことになりました」(スポーツ紙デスク)
『news23』に加え、衆院選の選挙特番のMCにも抜擢されるなど活躍中の小川アナに対し、豊田氏はその後どうなったのか。全国紙経済部記者が語る。
「代表は降りた豊田氏ですが、取締役として『メドレー』には残っており、ドコモとの提携交渉に尽力しました。12月7日には、その成果である共同開発アプリをリリースしています。
会社の業績も絶好調で、コロナ禍でオンライン診療事業が躍進し、2021年12月期の連結業績予想では創業以来初となる売上高100億円を突破する見込みです」
さらに、あの有名番組にも出演していた。
「12月1日の『クローズアップ現代+』(NHK)です。データヘルス改革と題し、コロナ禍の医療のIT化を取り上げた放送回で、識者として豊田氏が出演したんです」(NHK関係者)
番組内で豊田氏は、各地の病院で無駄な検査が行なわれている現状に警鐘を鳴らしつつ、オンライン診療や医療データのIT化、患者情報の共有化についてこう述べた。
「医療情報を共有化すれば、検査をする機会が減る。いかに生産性を上げるか、無駄を省くか、効率を上げるかが重要です」
夫婦生活から“省かれ”たのは果たしてどちらか。
※週刊ポスト2022年1月1・7日号