芸能

神田沙也加さんと前山剛久「最悪が重なった」「作品に罪はない」の嘆き

彼との関係に悩んでいた神田沙也加さん

彼との関係に悩んでいた神田沙也加さん

 神田沙也加さん死去の衝撃とその余波は、年が明けても続いている。昨年12月18日に札幌市内のホテルから転落して、35才で亡くなった沙也加さんの交際相手、俳優の前山剛久(30才)が1月5日、芸能活動を休止して、2月から出演予定だった舞台「ピアフ」を降板すると発表した。

 前山の所属事務所は、公式サイトで「昨年末より心身に不調をきたし現在も治療を続けておりますが、未だ仕事をすることが困難な状況にあるため」と説明。実際に、札幌から帰京した前山には、母親が付き添い、メンタルサポートをしている。前山に近いある芸能関係者も「本人の状態と周囲への影響も考えると、この状況では致し方ない」と話す。

 致し方ない状況とはなにか。前山が芸能活動休止を発表した日の夕方、文春オンラインで、死の直前の沙也加さんと前山の口論の録音音声の内容が報じられた。同記事によると、前山は沙也加さんには内緒で、同棲予定の部屋とは別のマンションも個人で契約。それを問い詰めた沙也加さんに対して、辛辣な言葉で罵倒したという内容だった。

 前出の前山を知る芸能関係者によれば、「彼は舞台を中心に数多くの人気作品に出演してきたミュージカル界で名の通った存在。女性人気が高く、これまでの交際歴も華やかでした。ただ、王子様気質なのと大阪出身でもあり、普段から強めの言葉を使うこともあったようです。それが今回、かなり裏目に出てしまった」と語る。

 沙也加さんは、2017年4月に俳優の村田充(44才)と結婚したが、2019年12月に離婚。前山とは昨年夏、舞台「王家の紋章」で共演し、仲を深めて真剣交際をスタートさせていた。前山は前出の公式サイトのコメントでは「真剣なお付き合いをしており、将来を見据えたお話もさせていただいておりました」と明かし、結婚も視野に入れていたことがうかがえる。だが、沙也加さんの知人は、「やや話が性急に進みすぎたかもしれない」と振り返る。

「沙也加さんは、村田さんと離婚後、子供が欲しいという思いも強く、真剣に再婚相手を探していました。だから交際後すぐに同棲という話になったんです。ただ、5才年下でまだもう少し身軽でいたかった前山さんとでは、そう簡単にはゴールインとはいかなかったのだと思います。前山さんがきつい言葉で彼女を罵倒したのは事実かもしれませんが、彼は沙也加さんが精神的に不安定だった部分を支え、献身的にサポートをしていた部分があったのも事実。いま思えば、恋愛感情以外では相違点が多かった。二人の関係を冷静に見極め、助言できる共通の友人などがいれば違った結果になっていたのでしょうが」(沙也加さんの知人)

関連記事

トピックス

大阪・関西万博で天皇皇后両陛下を出迎えた女優の藤原紀香(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
《天皇皇后両陛下を出迎え》藤原紀香、万博での白ワイドパンツ&着物スタイルで見せた「梨園の妻」としての凜とした姿 
NEWSポストセブン
石川県の被災地で「沈金」をご体験された佳子さま(2025年4月、石川県・輪島市。撮影/JMPA)
《インナーの胸元にはフリルで”甘さ”も》佳子さま、色味を抑えたシックなパンツスーツで石川県の被災地で「沈金」をご体験 
NEWSポストセブン
何が彼女を変えてしまったのか(Getty Images)
【広末涼子の歯車を狂わせた“芸能界の欲”】心身ともに疲弊した早大進学騒動、本来の自分ではなかった優等生イメージ、26年連れ添った事務所との別れ…広末ひとりの問題だったのか
週刊ポスト
2023年1月に放送スタートした「ぽかぽか」(オフィシャルサイトより)
フジテレビ『ぽかぽか』人気アイドルの大阪万博ライブが「開催中止」 番組で毎日特集していたのに…“まさか”の事態に現場はショック
NEWSポストセブン
隣の新入生とお話しされる場面も(時事通信フォト)
《悠仁さま入学の直前》筑波大学長が日本とブラジルの友好増進を図る宮中晩餐会に招待されていた 「秋篠宮夫妻との会話はあったのか?」の問いに大学側が否定した事情
週刊ポスト
新調した桜色のスーツをお召しになる雅子さま(2025年4月、大阪府・大阪市。撮影/JMPA)
雅子さま、万博開会式に桜色のスーツでご出席 硫黄島日帰り訪問直後の超過密日程でもにこやかな表情、お召し物はこの日に合わせて新調 
女性セブン
被害者の手柄さんの中学時代の卒業アルバム、
「『犯罪に関わっているかもしれない』と警察から電話が…」谷内寛幸容疑者(24)が起こしていた過去の“警察沙汰トラブル”【さいたま市・15歳女子高校生刺殺事件】
NEWSポストセブン
豊昇龍(撮影/JMPA)
師匠・立浪親方が語る横綱・豊昇龍「タトゥー男とどんちゃん騒ぎ」報道の真相 「相手が反社でないことは確認済み」「親しい後援者との二次会で感謝の気持ち示したのだろう」
NEWSポストセブン
「日本国際賞」の授賞式に出席された天皇皇后両陛下 (2025年4月、撮影/JMPA)
《精力的なご公務が続く》皇后雅子さまが見せられた晴れやかな笑顔 お気に入りカラーのブルーのドレスで華やかに
NEWSポストセブン
大阪・関西万博が開幕し、来場者でにぎわう会場
《大阪・関西万博“炎上スポット”のリアル》大屋根リング、大行列、未完成パビリオン…来場者が明かした賛&否 3850円えきそばには「写真と違う」と不満も
NEWSポストセブン
真美子さんと大谷(AP/アフロ、日刊スポーツ/アフロ)
《大谷翔平が見せる妻への気遣い》妊娠中の真美子さんが「ロングスカート」「ゆったりパンツ」を封印して取り入れた“新ファッション”
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 高市早苗が激白「私ならトランプと……」ほか
週刊ポスト