芸能

唐田えりかの心を動かした不倫映画 「泥棒猫」と罵られるシーンも

2018年、神戸コレクションに出演した唐田えりか

2018年、神戸コレクションに出演した唐田えりか

 2020年1月に東出昌大(33)との不倫愛が報じられて以来、表舞台から遠ざかっている女優・唐田えりか(24)が出演する映画『死体の人(仮)』の公開が迫っている。同作品で唐田はデリヘル嬢役を演じ、いよいよ芸能活動に本格復帰する。

 映画の撮影は10月上旬からスタートし、すでに終了しているという。撮影開始の少し前、9月8日に出版された書籍『相米慎二という未来』(東京ニュース通信社)のなかで、唐田は故・相米慎二監督についてのインタビューに応えていた。

 相米監督は『セーラー服と機関銃』や『お引越し』といった作品でメガホンを取り、没後20年経っても支持される名匠だ。『相米慎二という未来』では佐藤浩市や小泉今日子など蒼々たる面々もインタビューに応えており、唐田さんはリアルタイム世代ではないものの、全作品を鑑賞した立場として登場している。

 インタビューで唐田がお気に入りの作品として挙げていたのは、1985年公開の『ラブホテル』だ。映画ライターが語る。

「日活ロマンポルノの看板シリーズ『天使のはらわた』に連なり、ロマンポルノ後期の名作と名高い作品です。『ラブホテル』がお気に入りという唐田さんの渋いセンスにもびっくりですが、この作品は不倫愛を描いたストーリーでもあります。

 職場不倫がバレて仕事を失い、愛人にも捨てられる孤独なヒロインを唐田さんはどんな気持ちで受け止めていたのでしょうか。いろいろ憶測を呼んでしまうだろうに、それでも『ラブホテル』を話題に出したということは、よほど好きな作品なんでしょうね」

『ラブホテル』のあらすじは、こうだ。借金苦で死ぬつもりだった村木(寺田農)は、ラブホテルでデリヘル嬢・名美(速水典子)と交わったことをきっかけに自殺を思い留まる。数年後、村木は名美と再会する。現在の名美は服飾店で働き、職場の上司と不倫していた──。

関連キーワード

関連記事

トピックス

2024年末に第一子妊娠を発表した真美子さんと大谷
《大谷翔平の遠征中に…》目撃された真美子さん「ゆったり服」「愛犬とポルシェでお出かけ」近況 有力視される産院の「超豪華サービス」
NEWSポストセブン
新政治団体「12平和党」設立。2月12日、記者会見するデヴィ夫人ら(時事通信フォト)
《デヴィ夫人が禁止を訴える犬食》保護団体代表がかつて遭遇した驚くべき体験 譲渡会に現れ犬を2頭欲しいと言った男に激怒「幸せになるんだよと送り出したのに冗談じゃない」
NEWSポストセブン
警視庁が押収した車両=9日、東京都江東区(時事通信フォト)
《”アルヴェル”が人気》盗難車のナンバープレート付け替えで整備会社の社長逮捕 違法な「ニコイチ」高級改造車を買い求める人たちの事情
NEWSポストセブン
地元の知人にもたびたび“金銭面の余裕ぶり”をみせていたという中居正広(52)
「もう人目につく仕事は無理じゃないか」中居正広氏の実兄が明かした「性暴力認定」後の生き方「これもある意味、タイミングだったんじゃないかな」
NEWSポストセブン
『傷だらけの天使』出演当時を振り返る水谷豊
【放送から50年】水谷豊が語る『傷だらけの天使』 リーゼントにこだわった理由と独特の口調「アニキ~」の原点
週刊ポスト
英国の大学に通う中国人の留学生が性的暴行の罪で有罪に
《英国史上最悪のレイプ犯の衝撃》中国人留学生容疑者の素顔と卑劣な犯行手口「アプリで自室に呼び危険な薬を酒に混ぜ…」「“性犯罪 の記念品”を所持」 
NEWSポストセブン
フジテレビの第三者委員会からヒアリングの打診があった石橋貴明
《離婚後も“石橋姓”名乗る鈴木保奈美の沈黙》セクハラ騒動の石橋貴明と“スープも冷めない距離”で生活する元夫婦の関係「何とかなるさっていう人でいたい」
NEWSポストセブン
原監督も心配する中居正広(写真は2021年)
「落ち着くことはないでしょ」中居正広氏の実兄が現在の心境を吐露「全く連絡取っていない」「そっとしておくのも優しさ」
NEWSポストセブン
指定暴力団六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
〈山口組分裂抗争終結〉「体調が悪かろうが這ってでも来い」直参組長への“異例の招集状” 司忍組長を悩ます「七代目体制」
NEWSポストセブン
休養を発表した中居正広
【独自】「ありえないよ…」中居正広氏の実兄が激白した“性暴力認定”への思い「母親が電話しても連絡が返ってこない」
NEWSポストセブン
筑波大学の入学式に出席された悠仁さま(時事通信フォト)
「うなぎパイ渡せた!」悠仁さまに筑波大の学生らが“地元銘菓を渡すブーム”…実際に手渡された食品はどうなる
NEWSポストセブン
女優の広末涼子容疑者が傷害容疑で現行犯逮捕された(左/時事通信フォト)
広末涼子の父親「話すことはありません…」 ふるさと・高知の地元住民からも落胆の声「朝ドラ『あんぱん』に水を差された」
NEWSポストセブン