1月17日発売の「週刊ポスト」はコロナ第6波のなかで知っておくべき日本の強みと、知らないと危険な警告が詰まった“楽しくてちょっと怖い”大躍進スペシャル号。オミクロン株の最新情報はもちろん、政治、経済、健康、エンタメ、そして気になる大地震の予兆までわかる高密度の情報が満載です。
今週の見どころ読みどころ
◆世界と戦える日本企業はこれだ!――2022年の相場を牽引する30銘柄
コロナ禍の2年で日本の競争力はさらに低下したともいわれ、それを裏付けるように株式市場も世界から取り残されてきた。しかし、世界経済が再興するなかで特殊な技術、突出した世界シェアを持つ日本企業に注目が集まっている。相場の専門家4人が、世界と戦える日本の上場企業30社をピックアップし、それぞれの特徴と成長展望を解説する。
◆林芳正・外相がついに決起! 安倍元首相と「因縁の山口戦争」が始まった
永田町では、早くもポスト岸田の話題がかまびすしい。ここにきて一番手に名が挙がるようになったのが林芳正・外相だ。4世議員で東大卒、海外経験も豊富で英語に堪能、さらにピアノとバンド活動が趣味という絵に描いたようなエリートだが、これまで自民党の権力闘争では蚊帳の外に置かれていた。その原因のひとつが同じ山口出身の安倍晋三・元首相だ。安倍家と林家は3代にわたるライバル関係にあり、これまでは権勢絶頂の安倍氏が林氏を抑え込んできた。その山口の政界地図に地殻変動が起き始めた――。
◆スシロー社長インタビュー「ネタに徹底的にこだわって1兆円売る」
回転ずしチェーン最大手のスシローは、ライバル他社がコロナ禍で赤字転落するのを横目に業績を順調に伸ばしてきた。その秘密は「ネタに徹底的にこだわってカネをかける」経営にあった。メーカー顔負けの自動化、無人化を進め、AI管理で食品ロスを低減、その分をネタにつぎ込んで顧客の支持を獲得した。飲食チェーンにとって夢の「年商1兆円」も現実味を帯びてきた。
◆コロナの女王・岡田晴恵「オミクロン株の正体」25問25答
テレビでも歯に衣着せぬ発言で国民の信頼を得る岡田晴恵・白鴎大学教授が、かつてないスピードで感染を広げるオミクロン株の最新知見を解説する。本当に弱毒化しているのか? 3回目接種の効果は? これが「最後の波」になるのか?
◆NHK和久田麻由子アナは「有働由美子を超えた」!
昨年はオリンピックの開会式中継、紅白司会など節目の大イベントを一手に担った和久田アナは、テレビ業界で「有働由美子を超えた」とまで絶賛されるようになった。知性と美貌を併せ持つ女子アナは数多いが、そのなかでも突出した評価を受ける彼女は何が違うのか。お茶の間のヒロインを徹底解剖する。
◆1・4小笠原地震を的中! 次は「1月中に千葉県南東沖が危ない」
本誌前号で最新技術を駆使した地震予測を公開した「地震解析ラボ」の平井道夫・代表は、1月4日の小笠原地震(マグニチュード6.1)をピタリと的中させた。その予測の特徴は、1~2週間先に起きる短期の予測を実現したことで、的中率はなんと60~80%に達している。本誌は平井氏に緊急追加取材し、1月中に危ない4つのエリアを公開する。なかでも注意が必要なのは茨城県から千葉県の南東沖にかけてのエリアだった。
◆柳楽優弥ほか監督・共演者が明かす「怪優・大泉洋という男」
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では悪役となる源頼朝を熱演し、ますます評価が上がる大泉洋。もとは北海道の劇団出身のローカルタレントだったが、いまや紅白司会に大河出演、主演映画やドラマも目白押しの大スターだ。その魅力と実力を監督や共演者たちが語る。映画『浅草キッド』でダブル主演した柳楽優弥は、あの評判となったシーンが「本番直前に大泉さんがアドリブを提案した」と証言した。
◆<袋とじ企画>朝日新聞が3度も紹介したバカ売れ「陰毛カッター」
いまや女性たちにとって、アンダーヘアを整えることは身だしなみの常識だ。そのお手入れのために開発され、累計80万個も売れたカッターがある。使い方は簡単、一気にバサッとカットできて毛並みはきれいに整う、そして伸びてもチクチクしないという優れものだ。どんな商品なのか? 使い方まで一目でわかるグラビア特集。
◆ライバル永瀬拓矢・王座「藤井聡太は努力10、才能10の最強棋士です」
将棋界の8つあるタイトルの半分を手中にした藤井聡太。3冠の渡辺明と並んでその前に立ちはだかる永瀬・王座は、棋界でも殊に「将棋の鬼」として知られる。その永瀬が愛知まで足しげく通って練習対局の相手にしてきたのが藤井だ。「自分には才能がない」と公言する永瀬は藤井の強さをどう見ているのか。最大限の賛辞を贈ると同時に、「5冠は簡単ではない」と不敵な読みも披露した。
◆サプライズ復活した中島知子が激白「私が大分に移住した本当のワケ」
年末の『ぐるぐるナインティナイン』にサプライズ出演してナイナイや視聴者を驚かせた元オセロの中島知子が本誌に激白。洗脳騒動などを経て芸能界を去り、今は大分でローカルタレントとして活動しているが、なぜ大分だったのか、この間に何があったのか初めて語った。
◆夢のアルツハイマー治療薬「アデュカヌマブ」非承認の舞台裏
世界初のアルツハイマー型認知症の根本治療薬として世界から注目されたエーザイのアデュカヌマブは、いち早くアメリカで承認、EUでは承認見送りという衝撃を経て、日本でもまた承認されないという結果になった。なぜなのか。その効果を高く評価する専門医の声、エーザイの見解を交えて、これまでの経緯と今後の展望をリポートする。
◆<カラーグラビア>進化する「狩猟ビジネス」
「猟師」といえば、かつては孤独に野生動物と闘う屈強な山男をイメージしたが、いまや「業界」は大きく変わっている。この10年で若いハンターが急増し、なかには大学卒の女性も。野生の鳥獣肉「ジビエ」がグルメ食材、健康食材として注目を集めていることから、ハンターの需要は高まるばかりだという。変わりゆく猟師の世界とジビエ業界に密着した。
◆<徹底図解>腎臓と膀胱を鍛える「健康おしっこ体操」
健康長寿のためには、死ぬまで働き続ける腎臓と膀胱を健康に保つことが重要だ。頻尿や尿漏れ、腎機能低下による人工透析のリスクは誰にもある。適切な検査・医療や生活習慣はもちろん大切だが、簡単な体操やつぼマッサージでリスクを遠ざけることもできる。専門医の監修のもと、毎日続けられるトレーニングを詳しく紹介する。
◆アメリカの大規模調査で判明した「血圧を上げる薬」実名リスト
日本では血圧を下げる降圧剤を常用する中高年が少なくないが、その効果を帳消しにする、あるいは逆に血圧を上げてしまう薬が漫然と使われている実態がある。アメリカの大規模調査で判明した「要注意な薬」には、おなじみの解熱鎮痛剤や花粉症薬、漢方がズラリと並んだ。効果が下がれば薬量は増える。薬漬けの原因は実は薬にあったという恐怖の真実。
◆結局のところ「牛乳は体にいい」のか「悪い」のか
かつては「完全栄養食」ともてはやされた牛乳だが、最近では胃腸に悪いとか日本人には合わないとか、果ては「がんになる」「むしろ骨を弱くする」といったネガティブな説まで広がっている。政府や自治体が先頭に立って牛乳消費を呼び掛けるいま、「牛乳の本当の話」を知っておく必要がある。徹底取材した。
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