2022年1月末に乃木坂46を卒業することを発表した新内眞衣(29)。アイドルとして活動する傍らOLとしての仕事を続けたことでも注目を集め、近年はラジオパーソナリティなど多彩な活躍を見せてきた。卒業を目前に控え、ひとつの集大成とも言える写真集が発売される彼女が、そのタイトルが決まるまでの経緯を明かした。
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「30歳」という年齢は女性にとって、やっぱりひとつの節目。だからこそ「29歳のわたし」を収めた作品を残したいなという思いがありました。それだけに、卒業への思いを込めた2nd写真集『夜が明けたら』を発売できることをとても嬉しく思っています。
卒業に向かっていくタイミングで、こうして最後に写真集を作ることができて嬉しいですね。「やり残したことはない!」と胸を張って言えます。コンプレックスだった猫背も、ピラティスで鍛え上げました(笑)。
今回、写真集を出すにあたって、秋元康さんからタイトルの候補をたくさん出していただきました。今回のタイトル『夜が明けたら』もその中のひとつで、10個ほどの候補の中から選ばせていただきました。タイトル候補が羅列されているリストをみて「秋元さんって私にこういうイメージを持っているんだな」っていうのが分かって、とても嬉しかったんです。
乃木坂46として活動した9年間のうち、後半は6年以上にわたって『オールナイトニッポン』などラジオのお仕事を中心にさせていただいていたこともあり、実は私も写真集のタイトルはラジオと絡めたものがいいな、と思っていました。そうしたら、候補のほとんどに「夜」と関連があるようなワードが入っていたんです。秋元さんから見ても、私はラジオパーソナリティーとしてのイメージが強いんだな、と。1st写真集『どこにいるの?』(2017年)の時にも候補をいただいたんですが、それと比較すると、この4年でだいぶキャラクターを確立できたことを実感しました。