1月24日発売の「週刊ポスト」は、オミクロンの猛威で見落とされている重大ニュースを発掘する快進撃プレミアム号。太平洋を揺るがしたトンガの海底火山噴火は対岸の火事どころではない。日本近海には危険な海底火山がたくさんある。コロナでは、特に男性には衝撃の後遺症が報告された。実は感染歴のある本誌記者も……。中国、韓国の国内騒乱、テレビの番組再編で長寿番組が次々と消える真相、東証「プライム市場」創設で爆上がりする株、そして「新庄ビッグボス」の秘話まで、テレビ・新聞のコロナ一色にうんざりしているなら必読の一冊です。
今週の見どころ読みどころ
◆神戸大名誉教授の噴火予測「隠れ海底火山マップ」
日本でも1.2メートルの津波が観測されたトンガの海底火山噴火では、火山近くでは15メートルに及ぶ巨大津波が襲っていたことも判明した。日本近海は海底火山の密集地帯でもある。大噴火が起きれば沿海部では膨大な犠牲者が出かねない。最新の知見でわかってきた海底火山の実態と噴火の確率を緊急リポート。
◆新庄ビッグボスの母が明かした「剛志はサッカーのほうが上手でした」
いよいよキャンプ目前のプロ野球。まずはビッグボスの手腕に注目が集まる。本誌は新庄の現役時代から両親の取材を重ねてきた(父は2011年に他界)。そのなかでは数々の「宇宙人秘話」が明かされたが、実はビッグボスを野球選手にしたかった父とは違い、母は本人が好きだったサッカーを続けさせたいと考えていたという。改めて直撃したところ……。
◆衝撃! 本誌記者も頭を抱えた「コロナ後遺症でペニスが小さくなる」
権威ある医学誌『ランセット』に掲載された衝撃の論文の真相に迫る。さまざま報告されているコロナ後遺症のなかに、「男性器が小さくなる」というものがあるというのだ。実は感染歴のある本誌記者の一人も同じ悩みを抱えていた。それは本当なのか? なぜそうなるのか? 記者には過酷な現実だが、小さくなるメカニズムは実際にあったのだ。
◆『あぶさん』登場のスターたちが追悼告白「私とホークスの恩人・水島新司先生」
『ドカベン』『あぶさん』などで人気を博した漫画家・水島新司氏が亡くなった。歴史に残る作品を数々生み出した功績はもちろんだが、心から野球を愛し、ことに『あぶさん』で描いたホークス(南海→ダイエー→ソフトバンク)への熱烈な想いでもつとに有名だった。同作品に実名で登場した往年のスター選手たちが、水島氏との思い出を語った。なんと、水島氏の地元・新潟への遠征では選手たちはすべて同氏のツケで食事し、帰りには全員に「越乃寒梅」が渡されたという。
◆「二所ノ関」襲名で動き出した「稀勢の里理事長計画」
初場所が終わり、角界の関心は近づく理事選に移った。あの「貴乃花の乱」以降、理事選そのものは再び各一門の談合による無投票システムに戻ったが、八角理事長体制の終わりが見えるなかで「次の理事長」をめぐる水面下の綱引きが活発化してきた。「次」にしてはあまりにも若すぎる元・稀勢の里の二所ノ関親方の処遇まで取り沙汰される裏には、やはり元・白鵬の間垣親方を抑え込みたい守旧派たちの思惑があった。
◆ビートたけし「笑点はメンバー替えるより台本なしの生放送にしろっての」
1月23日の放送回から、林家三平に代わって桂宮治が加わった『笑点』。敬愛する故・立川談志が生んだ国民的番組ではあるが、ビートたけしは今のあり方には手厳しかった。台本なし、生放送にしろと注文をつけつつ、そうなったら「大喜利はお題が出てから2~3分の沈黙」「お題は毎週ひとつになる」と毒のある予言も。別記事では、今回のような電撃交代がまた起きたら次は誰がメンバーになるのか、「5年後の笑点メンバー大予想」も発表!
◆長寿番組が次々と消える「4月・テレビ番組大改編」の裏で何があった?
民放でもNHKでも、この4月の番組改編は近年まれにみる「大手術」になりそうだ。その裏には変わりゆくテレビ界の事情があった。従来の視聴率に代わって評価基準になった「コア視聴率」とは何か? 増えるドラマ枠とネット配信の関係、ついに『紅白歌合戦』にメスを入れると発言したNHK会長の真意――業界にはとんでもない激震が走っていた。
◆こじるりは「日本のテレビから消える前に中国デビュー」を狙っていた
小島瑠璃子は愛らしいルックスと機転の利くトークでバラエティ番組の女王に君臨してきたが、本人は危機感が強く、新天地を求めて近く中国進出を狙っているという。すでにネイティブも驚く流暢な中国語を駆使し、ついに中国デビューのキーマンとなる「ある日本人」と中国語対談を実現するまで漕ぎつけた。
◆チェックシート付き「白内障と緑内障」セルフケア・メソッド
白内障は80代のほぼすべての人が発症するとされ、緑内障は中途失明の原因第1位。長寿社会ニッポンを悩ます目の2大疾病を自分でチェックし、発症を防ぐ方法を徹底解説する。楽しみながらできるトレーニングもカラーで図解。
◆東証「プレミア市場」創設でプロが注目する極上銘柄40
東京証券取引所は4月に生まれ変わる。これまで5つの市場に分かれ、「それぞれの特徴がわかりにくい」と批判されてきたが、それを「プレミア」「スタンダード」「グロース」の3市場に再編する。日本を代表する大企業が揃う「プレミア」銘柄は、新しい上場条件を満たすためにそれぞれ大胆な改革を進めている。なかでも4月以降に値上がりが期待できる40銘柄を相場のプロが厳選した。
◆グラビアで振り返る昭和の最強軍団「東洋の魔女」と鬼の大松
1964年の東京オリンピックで金メダルを獲得した女子バレーボールチームは「東洋の魔女」と呼ばれて世界を震撼させた。その「魔女」たちを育てて率いたのが「鬼の大松」こと大松博文・監督だった。その過酷な練習風景から試合の名シーン、金メダルの歓喜、そしてその後の人生まで、懐かしい写真と秘蔵カットでお届けする。
◆中国「五輪とオミクロン株」、韓国「大統領を決めるハゲ論争」
日本との関係が冷え切っている2つの隣国では、それぞれ国内の戦いが激化している。中国では目前に迫った五輪を「大成功」と宣伝するためにコロナ封じ込めの最終段階に入っている。感染拡大を防ぐために市民を家に監禁し、病院に駆け付けた重病人を外で待たせて死亡させるなど、まさに「命より国の威信」の政治が行われている。一方の韓国では、3月の大統領選挙の焦点が「薄毛治療は保険適用にすべきか否か」になっている。その裏にはお寒い政治事情があった。
◆これぞ受験生の星!「中卒の元ヤクザが44歳で慶応ボーイになった話」
いよいよ受験シーズンも佳境だが、本誌は2年前に慶応大学に合格した異色の大学生にインタビューした。小学生から酒とタバコ、中学卒業後は暴走族からヤクザへと、絵に描いたような転落人生を送った男性は、2度の服役とヤクザ稼業から足を洗うための「ケジメ」を経て、ついに勉強に目覚めたという。アルファベットも書けなかった男性は、周囲の支えでメキメキと学力を伸ばし、ついに念願の慶応大学合格をつかんだ。受験生はもちろん、誰もが胸を熱くするヒーロー物語はぜひ本誌で。
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